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姉ひよこは都内国立小に通う４年生。

ガチ努力家、鋼メンタル、コミュ力モンスター、体力おばけ、要領悪め

妹ちびこは公立小に通う一年生(母が最後の抽選外した)

親からみても明らかに賢く、要領もよく、でもちょっと内気さん

2029年に姉の高校受験、妹の中学受験が同時にやってくるので、基本的には塾なしで、おうちで仲良く頑張っています

先日、ひよこさんと自宅最寄り駅からの帰宅中、ふにゃふにゃの新生児に遭遇した。

ひよこさんは赤ちゃんが好きなので

あばばばばぁ～

と謎の絡みをしてから、

あーぁ、私も結婚して赤ちゃん欲しいな

と言った。

その時、私は仕事で疲れていたので

でも、子供育てるのは結構大変なんだぜ

と結構なマジトーンで言ってしまった。

するとひよこさんは

でもさ、子供がいると、人生が彩るじゃない？

子供を通して成長出来ると言うかさ

どの口が言ってんだ…

そうか、この子は

自分の存在が、母の人生に彩りと成長を与えるものだと思ってるんだな…

そりゃ自己肯定感強いはずだわ。

まぁそうなんだけど、自分で言うか？

私の中では中々の衝撃で、その日からひよこの事を、たまに

彩りさん

と呼んでいる。

なんの違和感もないらしく、

なぁに？

と普通に返事してくる。

子供は、アホでも、３日連続でポケットにティッシュ入れて洗濯しても、10才なのにご飯ボロボロこぼして、カレーうどんをカーペットの上でひっくり返しても、未だにみかんも上手く剥けなくても、親の人生に彩りと成長をもたらす存在…。

そうなんだ…。

いまいち納得出来ないわ…

子供の存在とは