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姉ひよこは都内国立小に通う4年生。
ガチ努力家、鋼メンタル、コミュ力モンスター、体力おばけ、要領悪め
妹ちびこは公立小に通う一年生(母が最後の抽選外した)
親からみても明らかに賢く、要領もよく、でもちょっと内気さん
2029年に姉の高校受験、妹の中学受験が同時にやってくるので、基本的には塾なしで、お家で仲良く頑張っています
自分に何年にも渡って意地悪をしてくる子に、どうにかこうにかお手紙を書いて渡して、それからは平穏に過ごしているひよこさん。
私が最初に提案したのは
お母さん、学校行って頭下げてあげるから、一発ぶん殴ってくれば?
というものだった。
大人なら許されなくても、小学生なら余裕だと。
どうせ乳歯だろ。イケるイケる。
4年我慢したんだから、一発くらい良いんじゃない?
しかしひよこは
そんなこと絶対出来ない
との事だった。
殴るのが出来ないんじゃなくて、それによって先生やクラスメートからの信頼を失うのが怖いと。
先生だって表面上は怒るだろうけど、
こいつやるじゃん
って絶対思うわ。
クラスメートもみんな我慢してるんだから、すっきりすると思うけど。
何を提案しても、ひよこが出来る最大限は、
相手に手紙を書く
という事で、とりあえず実行させて、少しは平和になったらしい。
はっきり言って、母は不満
何故こいつはこんなに気弱なのか。
私は我慢することなく、普通にキレる子だった。
物凄く助走をつけて相手に跳び蹴りを食らわせて、勢い付きすぎてて自分の肘を骨折したことすらある。
相手は脳震盪だかで病院直行。
ざまぁ。
そのまま私は校長室に連れていかれ、もちろん親呼び出しで烈火のごとく叱られたけど、頑として謝らず、3時間たって学校側が諦めて解散となったのを今でも覚えている。
帰り道に肘が痛いことを母に伝え、病院に行ったら骨折していて、母が
あんた本当にバカね
と笑ったのも覚えている。
これは別に武勇伝とかではなく、私の中で
物凄く大切な経験
として心に刻まれてる。
後でどれだけ怒られても良いから、こいつに一撃食らわせてやる
と心の炎が燃え盛った時や、助走のために走り出した瞬間のドキドキ、跳び蹴りが直撃してスローモーションで倒れる相手の表情、私も地面に落下した時の肘の痛み。
全部鮮明に思い出せる。
もちろん大人になってからは、そんな事をするわけもなく、でも心の拠り所というか、
お前なんか、私が本気出したら跳び蹴りKOだからな
と心の中で思うことはたまにある。
この心の拠り所っていうのは、私は大切だと思っていて、もちろん
習い事を頑張って成果を上げる
みたいなポジティブな思い出は、人生において強い糧になると思う。
だけど、
理不尽に対して全力で抵抗した
みたいな事だって、結果はどうであれ大切な経験だと思う。
問題は、前者のポジティブな糧は、親が提案や道筋を提示しやすいのに対して、後者は自分の意思で立ち向かわないといけないので、親や周りがどうこう言ってもどうにもならない。
仕方ないので、今日も
お母さんはぶん殴っても良いと思う
と呟くのみ。
そして、
まだ言ってる
そんな事しちゃダメなんだよ
とひよこに叱られる。
つまらん。誰に似たんだか。