湘南戦を終えて、広島は2ndステージ優勝。
そして年間勝ち点1位を獲得。


歴代の中で1番の勝ち点に輝き、
各メディアから【強さ】を強調した記事がバンバン出た。



うん……なんていうか、強さばかりを強調されてるチームになるのは、
あんまり自分的に嬉しくないから心情的に微妙だけども…。

でも、負けるのも悔しいし(笑)、
今年、こういうサッカーでしか勝ち上がれない事は分かっていたので、
そこを勇気を持ってシフトチェンジした決断。その上で最高の結果を残した監督と選手は見事としか言いようがなく、賞賛とありがとうを伝えたい。


まだこれからCSあるけどね(笑)





今年の広島について。

自分論でちょっと考えてみた。



今年の広島の強さ。
それはもちろん【攻守のバランスが良かった】。これに尽きる。


守備は、森保監督になって4年間ずっとブレない守り方の指導と意識の賜物。

初めのころからずっとそれを極めてきた3バックに、2年目ながらも補い・余りあるだけの経験と実力を持ったGK。

舵取りをするボランチ2人に、
今年は寿人さんの守備も光ってたなぁ…。

寿人さんの守備に関しては、今年は今までと同じように攻撃ができないだけに、【守備をやりぬく】ってとこからチームが始まってることを象徴するシーンだったのかも。




攻撃は、【速攻(パワーゴール)】に強くなった。

もともと遅攻(コンビネーション)サッカーを好んで極めてきた広島。


例えば、攻撃を数字化してトータル10だとしたら、
速攻:遅攻で【1:5】くらいの感覚だったんだよね。

トータル10だから、速攻であるカウンターやCK、クロスからのゴールが「4足りない」って感じ。
いざって時、無理やりにでも1発入れるっていうのができないというかね。



でも今年は速攻:遅攻【5:3】みたいになったんよね。

ドグとかの個人の能力を生かしつつ、ゴールを量産していく。

その結果、サイドからのクロスやCK、カウンターっていうワイルドなゴールが今年は多いイメージ。


コンビネーションでの真ん中を崩してゴールする「美しいサッカー」っていうのはなかなかできなくなってしまったんだけどね…。




ただ、結果的な攻撃能力は6⇒8になってるわけですよ。

守備力は成熟度を考えれば9⇒9.5くらいになってる訳で。

そりゃ強いよねって話。




しかし、広島のコンビネーションサッカーを見て好きになった私としては、
ちょっと…いやだいぶ寂しいんですよね。

そこでカズさんがインタビューとかで話す中で出てくる【理想のサッカー】というワードについて考えてみたいわけです。


書きだすと長くなるから明日にするけどね(笑)
CSが始まる前に、今のもやもやを出しておく。




もともと物事に熱中しやすいタイプの人間で、
【好きなこと・人にとことんお金&時間をつぎ込む】ってことに抵抗がない。

価値のあるものにさえお金を使わない今の世の中の風潮はどうかと思うし、逆にとことん追求していくオタク・マニアな人を素晴らしいと思う。


そんな自分だから、
サッカーにハマるのに時間はかからなかった。


ただ、誤算だったのは、サッカーの世界では普通に選手の移籍というものがあるって事。






今までハマってきたジャンルにない衝撃だった。

好きな本で、途中でテーマや作家が変わるなんてことはもちろんないし(笑)、好きなバンドだって、メンバーが変わる・解散なんてなったら大事件だ。



私はサンフレを見始めてまだ5年だけど、
ユニを着て応援してた選手が2人も移籍してしまった。



1人目は、Jリーグに興味を持つきっかけをくれた選手。

当時、母親の闘病生活で心が疲れきっていて、
しかもその後亡くなったことで心身ともにボロボロになってしまった私に、前を向く元気をくれた人。

底抜けに明るい性格で、決して上手いタイプの選手ではなかったけど、いつも一生懸命なプレーで、「気持ちで、道は繋がっていく」って示してくれた。


今でも人として好きだし、あの頃の彼を思い出して「あんな風になりたい」って思ってる(笑)




2人目は、【Jリーグのサポーター】にしてくれた選手。

その人はものすごくいい選手なのになかなかスタメンに定着できなくて。

でも絶対に活躍するべき選手だ!こんなにいいプレーできるんだもん!って不確かな確信の元、1人目の選手が移籍した翌年から、その人のユニホームを着始めた。




こちらが応援すればするほど、応えてくれて。

どんどん成長して結果を残していく姿が、心から嬉しくて誇らしくて。
毎日本当に楽しくて。



【選手を応援する楽しさ・苦しさ】【応援が実る瞬間】を教えてくれた選手だった。

その選手が移籍した時は、号泣したけど(苦笑)

今でもその選手・プレーも大ファンの、特別な人。

彼がいなかったら、きっと私は「サポーター」の楽しみが分からなかったし、スタジアムに熱心に通うことも辞めていたと思う。





ただ、この2選手の移籍で気付いた。

私はきっと8番が引退したら、今ほどスタジアムに通わなくなる。




2選手の移籍は本当に悲しかったけど、
それでも私がJリーグやサンフレッチェを応援し続ける選択をしたのは、紫の8番が居たから。

いろんなもの全部吹き飛ばして、心から「すごい」と思うプレーを見せてくれる人。

そのプレーをもっと見たいと思わせてくれる人。




私にはサッカーの神様みたいな人で、
ずっとファンで通い始めた頃からユニも買っていたけど、恐れ多くて着る事ができなかった(笑)

でも2人目の選手が移籍した時、決めた。



8のユニホームを着る。



ずっと着れなかったユニホーム。
それを着る決断は、私の決意と覚悟。

サポーターとして共に歩き、最期が来たら、一緒に引退する。

そう思って、今季から着ている。




Jリーグに出会って、サンフレッチェにハマって、応援することを覚えて。

泣くことも、怒ることも、絶望することもあるけれど、
すべてを含めて毎日本当に楽しくて。

生きているって思える。




「クラブを支える」その想いだけで、
ずっとほぼ毎試合熱心に応援することができればいいんだけど。

きっと私の性格ではできない。

選手に肩入れしすぎなんだなって分かってるけど(笑)
でも、きっと私は一生懸命になってしまう。



もしいつか8が居なくなったチームで、
その後を継ぐ選手が現れたとしても、きっと納得できない。

納得したくないし、比べてしまって好きになれない。



選手は1人1人違う個性があって、長所短所があって。

チームも毎年・毎試合状況は違うわけで。

その中で出ている選手を応援しなきゃいけないと頭では理解してる。

でも、無理(笑)

ビックリするくらいその自分が想像できる(苦笑)




その時のチーム状況、選手を納得して応援できないなら、
批判してしまうくらいなら、
通うのを止めようって思ったんよね。


それは選手にも、他のサポーターにも、本当に失礼な行為だから。




今季の初めからあった想い。

文章にしてすっきりしたな。

実は2人目の選手が抜けたポジションに今いる選手も、納得するまで相当時間がかかったし、
正直今でも心からの納得はしていない部分がある。

こんな想いで応援してたなんて、その選手に本当に申し訳ないなって思う。
ごめんなさい。




今季もあと1ヶ月ちょっと。

いろんな葛藤があった1年。
いろんな苦しさと喜びのあった1年。

自分の醜さに嫌気がさすことばかりだったけど、
泣いても笑ってももう少し。

自分らしく前を向いていこう。
なんだかすごく久しぶり。
本当にマイペースな人間で困るね自分。





明日、ついにJリーグの今季最終節。

今季はチャンピオンシップという、【この先】があるから、最後ではないんだけど。

ただ、一応34試合の区切り。総決算になるわけで。




優勝がかかっている大一番なので、
チケットは3年ぶりの完売。

たくさんのイベントも開催される予定で。

野球が終わっていることもあり、
夕方のニュースとかでもいっぱい取り上げてもらってる。
(いつもよりってだけで、まだ少ないと思うけど)





ただ、
自分の中では「34分の1」の試合な感覚があって。

周りの盛り上がりに違和感と差異を感じてる…。



ガンバ戦の後、カズさんが
「今年はホームでなかなかいい試合ができなかったから、いい試合で締めたい」みたいなことをコメントで言ってくれてて。

なんていうか、自分としてはその言葉だけで一緒に戦う理由になるというか…。

最後にみんなで笑って終われたら。
それだけで嬉しくて。



ただ、その気持ちは毎試合あるし、
もちろん、明日はその気持ちがもっと強いんだけど。

なんて言うんだろうな……そう、【優勝】ではなく【ただみんなで笑って、選手もサポーターも全員が幸せな気持ちで終わりたい】ってベクトルなんだよね。



周りが優勝で盛り上がってくれるのは嬉しい。

特に日頃なかなかスタジアムに来れない人たちや、取り上げてくれないメディアさん(笑)が、スタジアムに来てくれるのも、スタジアムいっぱいに紫が拡がるのも素直に嬉しいし、すごく楽しみ。



でも1サポーターとして試合に臨む気持ちは、
「明日も思いっきり楽しんで、最後に選手やサポーター友達たちと笑って帰りたい」ってとこに変わりがないんだよね。

いや、優勝に向けてそれぞれが覚悟や気持ちを新たにをしていたり、
盛り上がってるのは凄いなと思うんだけどね。




そう思えない・盛り上がれてない自分のゆるさに違和感なのかな。


明日になったら、スタジアムに行ったら分かんないけど。

みんなで最後に笑っていたい。
なにより、カズさんに笑っていてほしいです。