『夜は短し歩けよ乙女』

森見登美彦


「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。



友達何人かに勧められて

買おうとしたら彩が貸してくれた。


ありがとう☆



最近ずっと村上春樹しか

読んでなかったせいなのか

最初全然入れなくて

少し焦り。


みんな面白いって言うのに

わたしにはわからないのか!?


ってことはなかったみたい。


レトロな匂いとか

天真爛漫な黒髪の乙女とか。


京都で大学生活を

うらやましく思いました。


文化祭のお話が

一番好きでした。


ゲリラ演劇

お茶大でも誰かやらないかな~。


飛び入り参加したい♪


神出鬼没なコタツも

是非入りたい♪


あとは、

せっかくうちの近所に

古本屋さんが沢山あるから

今度覗いてみようと

思いました。


BOOK-OFFは

常連だけど、

個人の古本屋さんは

あまり入ったことなかったしね。



最後に、

羽海野チカさんの「解説にかえて」のイラスト

素敵すぎる!


最後にこのページを

5分くらいにやにや

眺めてました(笑)



『ダンス・ダンス・ダンス』

村上春樹


(上)

『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。

(下)

失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで。そこではあらゆることが起こりうる。羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、そして幾つかの殺人が。


下巻の半分くらいで

読むのやめればよかった…。


途中まですごく

面白かったけど

終わりが好きじゃない。


わたしは全てが解決して

すっきり終わるのが好き。


その後を読者に

想像させる余地を残すのは

すっきりしなくて嫌。


高校までの学校の勉強で

数学が好きだったのと

似た理由。


平凡な日常を

切り取ったような話なら

そんなに気にしないけど。


その点で、

羊をめぐる冒険の方が

好きかも知れない。


最後の方、

ユキはどうなった?どこへ行った?

誰か教えて!



「人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に、できることなら誠実に。そういう努力をしないで、人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に。」

このセリフ好き



本作品からの登場人物

ユキとかアメとか

五反田くんとか

片腕の詩人とか

結構好き。



村上春樹の作品は

水彩画を見ている気分。


もしくは色鉛筆。



この1カ月

青春3部作から本作と

村上春樹づくしだったから

しばらくはお別れかな。


やっと村上さんの文に

慣れてきたところだったけど。



(上)

あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている21歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。北海道に渡ったらしい〈鼠〉の手紙から、ある日羊をめぐる冒険行が始まる。新しい文学の扉をひらいた村上春樹の代表作長編。
(下)
1982年秋 僕たちの旅は終わる すべてを失った僕のラスト・アドベンチャー
美しい耳の彼女と共に、星形の斑紋を背中に持っているという1頭の羊と<鼠>の行方を追って、北海道奥地の牧場にたどりついた僕を、恐ろしい事実が待ち受けていた。1982年秋、僕たちの旅は終わる。すべてを失った僕の、ラスト・アドベンチャー。村上春樹の青春3部作完結編。野間文芸新人賞受賞作。



面白かった!

星4つ!


風の歌、ピンボールと同様

悲しいんだけど、

全ての種明かしが知りたくて

どんどん先にテンポよく読めた。


前2作に比べて

悲しさが少し透明。


引きずる悲しさじゃなかった。


登場人物の

非現実なまでに美しい耳

空間を支配してしまうほどに

魅力的な耳というのを

見てみたい(笑)


こればっかりは

どうにも想像できないしなあ。



<僕>に関して

ここで何でこう言わないの?

こうしたら幸せだったのに

もっと私欲に生きてもいいんじゃない?

って何回思っただろう。


人とか環境への執着が

薄すぎるような気がして。


わたしが強いだけかも

しれないけれど。


それがまた悲しくて

しょうがなかった。


結末はわたしには

意外な感じでした。


「弱さ」

それをどう受け止るかで

どう生きるかは変わる。


わたしはどちらかというと

<僕>に近いかな?


やっぱ違うな。


「俺は俺の弱さが好きなんだよ。苦しさや辛さも好きなんだ。」


まだここまできっぱり

言えないもん。


でも、いいなって思った。


「我々はどうやら同じ材料から全くべつのものを作りあげてしまったようだね」

という<鼠>の言葉通り!

『1973年のピンボール』

村上春樹


僕たちの終章はピンボールで始まった
雨の匂い、古いスタン・ゲッツ、そしてピンボール……。青春の彷徨は、いま、終わりの時を迎える
さようなら、3(スリー)フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との<僕>の日々。女の温もりに沈む<鼠>の渇き。やがて来る1つの季節の終りデビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く3部作のうち、大いなる予感に満ちた第2弾。

「BOOK」データベースより


うーん。

面白さがよくわからなかった。

もっと大人になってから

20代を思い出しながら読めば

良さがわかるのかな?


3部作だからと

買ってみたはいいけど

なかなか読み進まなくて。


でも、双子の会話はなかなか

面白かったかな。


わたしの中で双子は

マネキンっぽいイメージ。


無機質な感じ。


この本に出てくる直子って

ノルウェイの直子なのかな?



ストーリーにはあまり魅力を

感じなかったけれど、

ところどころの表現に

どきっとしたりした。


「さまざまな夢があり、様々な哀しみがあり、様々な約束があった。結局はみんな消えてしまった」


抜き出してみると違う文章みたい。


あの文脈であったから

心がぎゅっとなったのかも。


「私には何もないわ。」

「失くさずにすむ。」



誰かがいなくなったり

そうゆうのに対しての

<僕>

当たり前のように受け入れて

悲しみが見えないと

読んでるわたしが

代わりに悲しくなった。


喉の奥、

食道らへんが

ざわざわした。


悲しい