SECOND TO NONE

ここに掲載されている記事は、既に公開されているHP・ブログからの引用です。

起業・企業経営の参考となる記事をとりあげています。

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自分を客観視する能力が技術力陳腐化を防ぐ

自分を客観視するためのキッカケづくりとして、

いろんな人に会ってコミュニケーションするのが最も有効


意識して自分を客観視する習慣を身につけました。客観視するためのキッカケづくりとしては、いろんな人に会ってコミュニケーションするのが最も有効です。自分の世界を閉ざしていると、期待や思い込みが膨張したり、劣等感にさいなまれたりするからです。できるかぎりいろんな人と会ってコミュニケーションする。


どんな技術でも100%極めることは不可能

過信せずに謙虚な気持ちで、さらなるスキルアップに努める


自分の技術を過信したときに陳腐化が始まります。どんな技術でも100%極めることは不可能です。その技術に自信があっても、「自分には足りない部分があるはずだ」という謙虚な気持ちを忘れず、米国の先進的なサイトから情報を収集したり、その分野のエキスパートの話をよく聞くことです。技術にかぎらず、人は自分が得意とするところでつまずくといわれています。


若い人が新しい技術を使って何かを作っていたら、

そこから新しい技術を理解・吸収していく


マネージャーになって現場の第一線を離れると、新しい技術に触れる機会が少なくなり、放っておくと技術は陳腐化します。それを防ぐ方法は、若い人と技術を共有することです。若い人が今困っていることを聞き出し、自分の経験から解決の糸口をアドバイスする。また、若い人が新しい技術を使って何かを作っていたら、詳細まで聞き出し、新しい技術の内容を把握する。実際に自分で作ったら時間がかかりますが、理解するだけならその数分の1、数十分の1ですみます。ここでものを言うのがコミュニケーション力です。ふだんから若い人の意見をよく聞き、自分の経験に基づく客観的な考えを述べていれば、若い人は喜んで体験を共有してくれるはずです。

モチベーション・コントロールの秘訣

何が外せないか、プライオリティ(優先順位)を考えてみる


「モチベーションを高めるにはどうしたらいいのか。これさえあればという、万人に効く特効薬はありません」なぜなら、人によってモチベーションがアップする要因や、自分が好ましいと思う状況は異なるからだ。
「現状の組織に満足かどうかは、その人が組織に何を求め、何を大切にしているかで変わってきます。“最近、なんかやる気がなくなっちゃったな”と思ったら、組織の現状を分析する前に、自分がそもそもそこに何を求めていたのか、そのところに一歩立ち返って分析することが重要です」
絶対に外せない項目が、今、満たされていないのであれば、そうした状況を自分で変えるか、それが満たされる環境に異動することが必要になる。


危機から立ち直るための”道具”をもつ


つまり「さまざまな要因でモチベーションが下がることはやむを得ないこと。問題は、下がった状態からどれだけ早く立ち直るか」だ。
その立ち直りのきっかけになるような方法を、いつでも使える“道具”として、自分のものにすることが、モチベーション・コントロールの秘訣になる。

LMIが膨大な分析の中から導き出した立ち直りのための道具は「スイッチ&フォーカス」法として6項目に整理されている。例えば「ロール(役割)スイッチ」。「自分をいじめるいやな上司がいて、それがモチベーション・ダウンの原因になっているとしたら、なぜ彼はそういう行動を取るのか、相手の立場に立って一度考えてみると面白いですよ。その行動原理がわかると、対処の方法も見つかるはずです」


会社に縛られず、2つ目の肩書きを持つ働き方

自らのキャリアを生かし、会社の枠を超えて活躍するエンジニアが目立っている。

彼らは、会社の仕事をこなすだけでなく、規格や仕様を策定する団体などに企業の代表として参画し、そこで自らの力を磨いている。


◆エンジニアに求められるのは、常に自分の技術や知識を磨くとともに、最新の情報を手に入れられる環境を築くこと。そして、それをベースに優れた製品や技術を世の中に送り出すことだといえる。

 しかし、エンジニアには、企業の利益や成長を追求するだけではない別の生き方もある。
 例えば、将来の標準仕様となるであろう規格やスペックを策定する団体に参画し、そこで、業界のために尽力するという生き方だ。企業のなかに閉じこもっていては得られない人脈やノウハウが獲得でき、業界全体を動かしているという醍醐味も魅力的だと、この生き方を選んだエンジニアたちは語る。


●対外活動が集中してしまうときには、まわりの理解を得るための努力を惜しまないこと、それとともに対外活動におけるコスト意識を持つことが重要であると語る。

「あまりにもコスト意識を強く持ちすぎると、自分の属する企業のメリットばかりを追求するようになり、まとまるものもまとまらなくなる可能性がある。その点はしっかりわきまえる必要はありますが、この対外活動によって、どれだけのメリットを企業に還元できるのかという点を常に頭のなかに入れておくことが必要です」


 「自分の世界を広げよう、あるいは殻を破ろうと思うのならば、どんどん外に出ていくべきです。対外活動のチャンスや接点を得ることができたら、まずは出向いてみることです。講演を聴いてその後の懇親会に出てみる、といったことからでもいいんですから。そうした場ならば、著名なエンジニアや、団体のトップの人たちとも気軽にお話ができる。団体のトップの人たちはとくに若いエンジニアが好きですから、いろいろな知識や機会を与えてくれるはずです。それを生かしてほしい。」