障害者を見守る小さな喫茶店D'otto café(ドットカフェ)人が出会い、結びつく場所に
D'otto café(ドットカフェ)
岡山県岡山市北区奉還町3丁目13-14
営業 12:00~22:00
JR山陽本線・山陽新幹線岡山駅(運動公園口・西口)から徒歩7~8分
不定休)という。
座席は七つだけ。小さな喫茶店が岡山市北区の奉還町商店街近くにD'otto café(ドットカフェ)はある。
自立訓練・就労移行支援事業所 福祉型専攻科Palja(パルジャ)岡山県岡山市北区奉還町3丁目16-24の利用者が席に着いた。
「何にする? ゆっくり選んでね」。オーナーの小川期子さん(52歳)が笑顔で声をかける。
事業所に通う発達障害や知的障害のある人にとって、せかされるのは苦痛という。
ここなら気兼ねせずにのんびりとメニューを見て、自分のタイミングで決められる。
「いつまで居てもいいし、支払いも座ったまま準備できる。心からくつろげます」と
10代のパルジャの男性利用者が語った。
客が少ない時は小川さんも席に座って世間話に花を咲かせる。
自宅と事業所の往復になりがちな障害者の生活に「大学生のような楽しい思い出」を加えてほしいとパルジャは取り組む。
安心できる居場所になってと小川さんに依頼し、利用者は行動範囲が広げられたそうだ。
長年大手の飲食店で働いた小川さんは、料理で喜ぶ客の顔が見られなかったり、回転を速めるため慌ただしかったりする商売に疑問を持っていた。「人と人の距離が遠くなっているのでは」。
2019年に開店した店で、そんな思いを解消してほしいと考える。
D'otto café(ドットカフェ)周辺には、障害者が通う作業所や就労施設が複数ある。
「商店街全体に、自然と見守りの空気が広がっている」と小川さんは地域柄が店の魅力につながっていると教えてくれた。
「点がつながるように人が出会い、結びつく場所になるように」。願いをこめた店の名は D'otto café(ドットカフェ)

