7月5日の朝日新聞「日曜に想う」の『「森友」の闇 真実への意思』にとても感銘を受けた。今自分の会社で起きていることと似ていたからだ。

「倫理に優れ、人間性を失わず、他者のことを思える人たちから倒れていった」。私の職場では、こういう状況が進行しつつある。

私はどうにかそれを止めたくて、管理職の人たちに必死に訴えたが、「組織と自己の保身答弁を繰り返す」ばかりで、「取り合う様子はなく」、私には直接返答せず、私が休みの日に私の上司を呼んで、上司とだけ話をするようになった。

上司も私と同じ意見だが、弁が立つ方ではないので、答弁を聞いて終わり。不合理を認めさせるには至らない。

平社員の私が管理職にたてつくのは勇気がいること。汚いことをする人たちだから尚更。

でも、正しい人が辛い思いをするのをこれ以上見ていられない、腐っていく職場を黙って見ているわけにはいかない、だから勇気を振り絞りやっている。

しかし、権力のない者の意見は、取るに足らないと無視され放置され、権限(権力)を持つ者たちは、自分たちの損得や利益を基準に物事を決して、勝手に進めていく。

意見が全く取り合ってもらえないと、時々、自分が間違っているのか、と迷うことがある。でも、この記事を読んで、同じことが過去にも他でも行われていることを知り、間違っていないと感じた。赤木さんの奥さんも頑張っているのだから自分も頑張ろうと勇気付けられた。

不正義や不公平への憤りを忘れてはいけない。良心なく不正な手段を平気で用いる卑小な人たちに負けてはいけない。