願いを聞き出すため紙に書いてもらったのが、2年前。
"仮面ライダーのベルト"
息子さんも、わたしから貰えないからサンタさんにお願いしたんだろうね。
クリスマスだろうが、誕生日だろうが、エンドレス系オモチャは遠慮したいわ。
次から次へと新作を出しまくるあのシリーズ。
耳が痛くなる音を休みなく出すあのシリーズ。
わたしは苦手。
仮面ライダーダブルとオーズ。
このシリーズ、わたしの母が息子さんと甥っ子に買いまくっていた。
全商品幾らなのか。
それも心配だったが、もっと気になった事は、物を貰うのが当たり前になり遊ばなくなる息子さん。
母も孫たちの喜ぶ顔が見たい一心で、稼いだお金をここに使う。
何度止めるよう頼んでも入ってくるオモチャ。何かに取り憑かれていたようだった。
オーズのオモチャを最後に、次からは辞典など長く使える物をリクエストするようにしたが、部屋を陣取るオモチャ達の量が半端ない。
息子さんも使わないくせに、手放したくないと言う。
無理矢理奪い取りトラウマになってもだしと、タイミングを狙い今回のフリマへ。
オモチャの売り上げは息子さんの懐へ行く話しで、手放しを受け入れたのだ。
フリマでは、オモチャから人の群れが消えない様子が続き、嬉しい事にほとんどさばけた。
こうして、やっと部屋からオモチャの収納箱x2消えてくれた。
クリスマスのプレゼント。
「欲しいものリストを作れば、その中の物どれかは貰えるかもよ?」
この様な促しをしても、ひとつに的を絞る息子さん。
しかし、希望の品は手に入らず。
何故ならば、リクエストが遅い!
早くても手に入らないが…。
「サンタさんの住む国は遠いから、早めに現地出発してるかも。」
その時はわかったと言っていたのに、今年はわざわざクリスマスイブを待ち、願い事を紙に書くと言っていた。
そして、書き忘れて寝てしまった
Happy Holiday