今日は、初めてのコンクールについて書こうと思います。
りんりんは、ちょうど一年前にさかもとのりこ先生についてピアノを始めました。
自分からピアノを習いたい。と初めていってきたので、それならば!といろいろ検索して、坂本先生をみつけました。
たくさんのピアノ教室の中からなにが決め手になったかというと、日本一かわいい音楽教室と銘打っているほど、いろんなところにお花や、ウサギや、音符や鍵盤があって、とても感性が豊かな先生だと感じたところ。ピアノだけに特化していないところ。モンテッソーリを意識されているところ。に私は母親として感銘をうけました。
ピアノを通してたくさんのことを、経験したり人間力や、この時代生き抜く力だって何からでも学べると思っています。誰から習うか、ということをとても重要にしています。素晴らしい先生に出会えたと思っています。
そして、一年前、二か月後の発表会を楽しみに頑張って練習しましたが、当日コロナに感染し発表会に出られなかったりんりん。お洋服も準備してとっても楽しみにしていたので、本人も泣いて悔しがっていました。
先生にブルグミュラーコンクールにでませんか?とお声がけいただき、とても光栄に感じながら娘と喜んで、次回は体調管理しっかりして、絶対でよう!と練習がんばりました。
りんりんは、練習を毎日することに関しては、自分から進んで頑張る子でしたので、ここでのつまずきはほとんどありませんでした。ただ、長く練習するとか、もうちょっとしなさい!とは言わずに好きな時に好きなだけ練習する。という感じでした。ピアノを嫌いになってほしくなかったので。最低10回は弾くという感じて自分で決めていたようです。
コンクール前になると、先生の娘さんにもレッスンを見ていただき、いろんなテクニックや抑揚のつけ方等教えていただき、本人もただ弾く、上手に弾くではダメなんだ!と当初はどれだけ練習していっても褒めてもらえず、どうしよう!と相談してきましたが、りんりんがもっと上手になるためにアドバイスしてくださってて、本当にうらやましいなー。ママコンクールにも出たことないし、こんな真剣にピアノでアドバイスもらったことないからほんとうらやましい!!と激励してモチベーション維持を頑張っていました。
コンクール最後の弾きあいの日、実は緊張のため演奏がボロボロで笑顔もなく、いままで練習してきたこともほとんど出来なくなりました。どうしっちゃったの???って先生も心配するくらい。。。
弾きあい終わりに、大丈夫?ってきいたら、めっちゃ緊張した!ってだから、もう、本番は笑顔で楽しむしかないし、とにかく楽しもう!!笑顔で!と約束したら、その後、自分から先生に指摘されたところを調整していました。1年生で調整してくるなんて、なかなかできそうでできないこと。大人でもあきらめそうなのに、わが子ながらえらいな。って思いました。
当日、演奏順は40人弱の演奏者のなかで2番目に弾きました。
なんせ、私もコンクール初で、お辞儀の後、どこからおりるの?足置きや、椅子の調整のタイミングなどどぎまぎしてしまいました。
これ、もしかしてすごいよかったんじゃない??と思っていたら、、
ほかの子どもたちの演奏も本当にすばらしくて、この日のために一生懸命ががんばってきたのが伝わって、うまい子は挨拶の仕方さえ自信に満ち溢れてて、そこにいるだけでその子独特な世界観を持ってるような子もいました。
りんりんは新参者やなー。ってわかってしまう感じ。なんというか、劣等感みないなものを勝手に親の私は感じてしまうほどの緊張のステージでした。本人も、とても緊張していたと思います。
でも、そういう雰囲気や、高いレベルの中で演奏できただけでも自信になって、いい経験になったと感じました。
グループの演奏が終わり会場からでたら、さかもと先生が『すばらしかったです!』といってくれて、私が泣きそうになりました。プレゼントまで用意してくださって。。。
そして、ご一緒にお写真もとらせていただきました。まるで賞をとったような顔で。予祝しときました。
帰ってきて、しばらくして、先生からのLINE予選通過おめでとうございます!!ファイナルステージもよろしくお願いします!と!!
なんと!初ステージで、初コンクールで入賞できてしまうという、とても心に残る経験をさせていただきました。
採点票 審査員A先生(8・3点)
すなおに流れるようなワルツでした。左右のバランスもきれいでした。これからもがんばってね。
審査員B先生(8.2点)
手首を柔らかく使えていますね。右の伴奏の和音がもう少し軽いタッチでもよいです。抑揚があるとさらにステキになると思いますよ。
審査員C先生(8.3点)
さわやかに美しくひけました。フレーズごとに呼吸を感じましょう。よりゆとりのあるワルツらしい曲想になるとおもいます。
右手もタッチも、フレーズも練習中に何度も言われていましたが、まだ自分のものになっていない様子。ファイナルまで調整してほしいところです。
でも、2年生もたくさんでてるなか、1年生でよくがんばりました。
りんりんの、願い事リストには、コンクールにでて、トロフィーがもらえますように。と書いてあって、とりあえず、トロフィー🏆は次の北陸ファイナルで賞がもらえるようにがんばりましょう!練習も頑張りますので、運が味方してくれますように!
私たち家族の中では、今回のコンクールの空気感を味わって帰ってこようと思ってたのですが、まさかの優秀賞で、こんなに嬉しいことはなく、幸せな時間を経験させていただきました。
関わってくださった、すべての方に、感謝です。




