駅からバスに乗るとき
たまに会うおじさん?おじいちゃん?がいます。

波平ヘアで、がたいもよくて、顔は強面
でも、すごく優しいおじさん。


『どこまで行くの?』とか
降りるときは『気を付けてね』って声をかけてくれて
必ず中腰でまっすぐ目を見てくる。

めちゃめちゃいいおじさんなの。


私は、バスに乗るとき
ちゃんと列に並びます。

車いすでも、ちゃんと並ぶのがマナーだと思うから。

でも、並んでる途中で
混み具合とかによって次の便にすることもあります。

そうすると、おじさんは
『前並びなよ』って一番前を勧めてくれる。


今日なんか
『前並びなよ』
『大丈夫です』
『いや、前行きな』
ってのを三回くらい繰り返した(笑)

最後は
『その気持ちだけで充分です♪
ありがとうございます(^-^)』
って言ったけど。


私はね、並ぶのが当たり前だと思うし
そうやって譲られて前に行くのが甘えのように感じるから
こういうのは断るんだけど。

でも、こういうのって相手の親切じゃん?

私のためを思って?言ってるわけで。


親切を断られたら
地味に傷つくじゃないですか…

だから、断り方は気をつけてるんだけど。


あんまり断り続けると
おじさんのこと傷つけちゃうかなぁ…とか
他の車いすの人にも声かけづらくなっちゃうかなぁ…とか
考えちゃうんですよね。

かといって
親切に全部Yesって言うのも違うし…


その辺の加減がとても難しい。







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