ツレ、入院。

暫し停戦。24時間同じ空気を吸う生活から解放される。ほっとした。


定年後の生活の、なんと息苦しいことか。ツレには申し訳ないが、死んでも哀しいと思えるか不思議な気持ちだった。入退院を繰り返すなかで、ぼんやり思う。一人になる練習をしているような、、。


通帳やら保険やらを確認。何がどこにあるとか、ツレの車の車検はどうなっているかとか。


手術室へ向かう。ベッドの上のツレの顔をながめながら、「この世で一番分かっていなければいけない存在」のはず。


いま、どんなに不安なのか。


ベッドの上のツレがナースに真剣な顔で聞く。

「きょうの夕食から食べられるんですよね⁉️」「明日の朝食はパンを申し込んであるハズだけと、大丈夫ですよね?」


真剣に聞いてるんだ驚き

アタマのなかを伝えられて良かったね。

やはり、どこまでもツレはアカの他人だった。