産地:ブラジル
硬度:7
成分:SiO2
水晶に微量な鉄イオンが含まれているために紫に発色しているとされています。
加熱すると淡色になり、高熱を加えると緑色に変色、さらに加熱すると250℃
あたりで無色になります。
実際に、太陽の光でわずかに退色が進むため、保管の際は黒い布等を被せておくことが
お勧めです。
昔は日本名で紫水晶とあるように、多少は国産のアメジストがあったようですが、現在では
確認できなくなりました。
主な産出国は、南米ブラジル、ウルグアイや、南アフリカ共和国がメインとなっております。
ちなみに、当店のアメジストはブラジル産を使用させていただいております。
近年、良質のものが減ってきているため、今後貴重な石になるかもしれません。
当店でも仕入れの在庫がしづらくなってきております。
アメジストの名称の由来:
ギリシャ語のお酒の意味、「methy」と否定辞のa,すなわち「酒に酔わない」、「この石で作った胚で酒を飲めば
悪酔いしない」に由来するといわれています。
アメジストの示す紫色が、宗教的、霊的威厳の高い色とされていたため、昔から様々な分野の人々に使用されてきました。古代エジプトでは装飾品や護符、ユダヤの祭司の胸当て飾られ、キリスト教世界では「司教の石」として、アメジストで作られた指輪をしていたとされています。
精神的不調を緩和して、隠された能力、魅力を引き出して高尚なものへと導く力があり、また恋愛成就にも効果があるとされています。
血液を浄化して解毒、解熱作用を高めるとされていました。
また、皮膚病の治療や不眠症の治療にも用いられていたそうです。
神秘な石、アメジスト。
2月は神秘的な出来事が皆さんの周りにも起こるかもしれませんね。






