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Musica dell'amore

シンガーソングライターを目指して日々考察しております。新連載のノンフィクション作曲物語「てるみー!」もよろしくお願いします!

こんにちは~、今週もてるみー!は更新いたします。
さてさて、今回もというか、毎回親友にお世話になるこのコーナー、せっかくなので親友をゲンさんと呼ぶことにします。
今回はゲンさんと一緒に歌を作って見ることにしました。

曲作りといえど、その手順から個性が現れる。やりやすさもそれぞれ異なることでしょうが、伴奏を完成させてから作詞をし、メロディを打って行くという全く新感覚の手順を採用することにします。
とはいえ、コード進行について僕はゲンさんに魔法の呪文だと教えてある都合上、なにか参考にしなくてはなりません。いきなりオリジナルで作ろうと言うにはあまりにひどい難しい腕前なので、今回はゲンさんに選曲をしてもらい、そのコード進行のみを使用して行く方針です。そこで選ばれたのがASIAN KUNG-FU GENERATION さんの「脈打つ生命」。この曲のコード進行のみを抽出し、そこからアレンジして練習することになります。無論許可を得ていないので製作工程を全てお見せするわけにはいかないのですが、所々写真を撮るなどしてご紹介します。
今週はゲンさんにとって初めての体験になるようなので伴奏のみ完成させることとしました。

有馬「うーむ、本当に先週言ったことがわかったのかな?」
ゲンさん「わかったよ!」
有馬(くっそ心配なんですけど)
「ならそれを確かめるべく、私と一緒に歌を書くぞ」
ゲンさん「うん」

有馬「まずは曲を選んでくれ。いきなりオリジナルは難しい。」

~約25分後~

ゲンさん「これか…これかな?」
と差し出されたのが先ほどの曲とGreeeeNさんの「BE FREE」でした。コード進行で考えると、BE FREEの方はadd9やテンションなど、どう考えてもゲンさんレベルで手を出せるような代物ではないなと考え、そう伝えました。さてここで問題。ゲンさんはとても?負けず嫌い?な人。ストレートに言った結果その負けず嫌いに着火!
ゲンさん「いや、そう言われるとちょっとこっち(BE FREE)でやりたくなるじゃん?」
有馬「あのなぁ…いつも言っているけど、いきなり難しいものを作れるわけじゃないんだぞ。それでもやるなら反対はしないけど。」
ゲンさん「んー…」

物は試しだ。ワンフレーズ聴かせてみた。

「わかった、これ(脈打つ生命)にする。」

有馬「うむ。それじゃあこのコード進行をつかって作り出そう。」

{BF8896E7-8767-4BBD-AFAD-707D94EF7E9D:01}

原曲は8ビートが自慢の一曲なのですが、今回はまた違うリズムを取り入れてみよう…ということで出だしです。
Ⅳ→Ⅴ→Ⅲ→Ⅵ (Cキー)という進行で始まります。とても明るい曲調です。ですが今回前編とありますように一筋縄ではいかない状態でしたので、今回はゲンさんが苦手なドラムのリズムやベースと言った重要箇所を中心に指導して参りました。

{84E21793-4E0A-4DDD-AF19-70E5D218469E:01}

{F16A0D22-6B84-4B39-9EC0-1CABEDA00C5D:01}

出だしのドラムリズム(上)と途中経過(下)です。展開に合わせてドラムリズムを組むこと、ドラムやベースなどは土台となるパートなので同じリズムを何度か繰り返して構わない(むしろ推奨)を言いました。そうすることで大抵は安定につながります。慣れてくればつまらないからと微妙に変化を付けたりなど出来るのですが、まだそこに至らないので今回はそのように話しました。

有馬「どうだろう?」

ゲンさん「楽しいよ」

有馬「きちんとしたものが出来てくると自身にもつながるからな。」

{FFB08960-16E4-4D81-93A4-A6299808D884:01}

↑メインとなったドラムリズムです。
↓ゲンさんが頑張ったベースと、今回オリジナル要素として取り入れたクリシェ。

{45B20696-090E-4E8A-826E-B2E6901AC211:01}

原曲ではFコードが4小説続く箇所。しかしここは僕の提案によりクリシェ奏法を採用しました。Fコードが4小説続くというのは…というよりロックにはありがちな演出ではあります。ここを変えるだけで全く違う響きを持つということをあらかじめ知ってもらいたかったのです。一応本人に聴き比べてもらいました。

ゲンさん「あー、やっぱクリシェの方が良いね!」

クリシェはルート(FやCなどコードの原点)を変えずに響きに変化を持たせるテクニックの一つで、特にバラードなどに広く使われます。今回は
F→F6→FM7→F6
Ⅳ→Ⅳ6→ⅣM7→Ⅳ6
という進行になります。CキーなのでFをⅣとしておりますが、そのルートをCやAなどにしても構いません。
この奏法を採用した理由は簡単にでも彼が自身の曲への工夫点を堂々と言えるようにするための他ありません。以前(第一話参照)紹介した通り、ゲンさんは自身の曲への工夫点を言えなかったので今回本人に内緒でそういう配慮をしてみたのです。効果はあるかな?

ゲンさん、今回結構頑張りましたよ。ほら、この部分。
{28B14DD4-703F-4B31-9220-5A4E59ABAC0F:01}


ドラムとベースをちゃんとやろうね!という話は以前よりしているのですが今回初めてやらせました。やらずにいい曲が書けないと嘆いていたもので。
ちなみに個人的な話ですが前に持ってきた曲は金管八重奏だから打楽器はわざと入れていない、とのことでした。そのことは記していないので本人が見ても良いようここに記しておきましたのでお詫び申し上げます。
それにしても曲の土台であるベースやドラムのための楽譜が書けないとは…
この二年間は何だったのか。
絶大な効果を発揮するベースやドラムが苦手とは…
これまで何に力を入れていたのか。
それより、音楽にマニュアルがあるなら曲数は数える程しかなくなるはずだ。そうでなく、もっと挑戦してほしい。
決してゲンさんのやり方を否定したいわけではないのです。ただ、今曲を作るためには避けて通れない道、それがドラムとベース。苦手だから避けよう、面倒くさい・効率が悪いからやめておこうというのでは、曲の魅力は愚か、作曲の幅も狭くなってしまいます。
確かにゲンさんは良いものを作りたいと願って止まない。そのことは本人が一番よくわかっているはずです。あとは来週彼が私に対してどんな気持ちであるかは問わずして、曲への気持ちを問うてみたい。私にとやかく言われた、書き込まれた程度で折れてはならないと思います。本気でいいものを作れるようサポートしたいという気持ちの中で発する言葉に、どうか耐えて欲しいと願います。確かに、見るたび心がえぐられて復習には向かないかもしれない。それならいっそ私のいるときに私から吸収出来るだけ吸収すればいい。私への苛立ちを私から得られるすべてを吸収してしまうことで復讐すればいい。
それに、(涙)二年間がどうのとかは、そのときの学び方に何かしらのもろさがあっただけであるとして、また新しい自分史を築いて行けば良いのです。

ここで少しお時間をください。
前話でもお話ししましたように、僕は独学です。独学でもある程度の技量には達すると思います。しかし踏み出す勇気のないゲンさんのような方だと、マニュアルが必要になってきます。いずれは乳離れするようにそのマニュアルを手放さなくてはいけないはずです。しかしながらゲンさんのような方が大勢いて、そのほとんどが作曲を諦めてしまったとしたら…?それはとても悲しいことではありませんか?せっかく作りたいのに才能が云々、投稿して叩かれたくない云々、そのような言葉を聞くたびに僕はがっかりします。ゲンさんにはお願いしてあります。どうか協力してほしいと。そうです、ついにてるみー!は本人公認の記事となったのです!自分と同じような思いをしている人が多いなら、自分で役に立つならと、快く承諾してくれた我が親友かつ主人公の今後の活躍に幸あれ、期待あれ!

ここで話を戻しますね。実は作詞の段階まで進んたんです。しかしながらゲンさん、いいものをいきなり作ろうとするあまり、詰まってしまいましたのでこのお話は来週に持ち越します。

伴奏ができた時のゲンさんの喜びは本物でした。本人曰くその伴奏をいつまでも聴いていたいそうです。いつの日か、ゲンさん自身の考えたコードがゲンさんにそう思わせてくれることを願います。


それでは皆様、また来週お会いしませんか!
こんにちは!有馬師継です。
今日から不定期に、作曲ドキュメンタリー"てるみー!"を紹介して行こうと思います。登場人物は僕と僕の親友で、これは実話ですね。
ノンフィクションなのできっとお役に立てるはず…と記していきます。
ツイッターで語ったところ、反響がありましたのでもしかして!という感じです。余裕のある日は四コマも載せておきたいと思いますので…

では早速。


2015.3/29(Sun)

僕は二年半作曲を続けています。一方親友は二年作曲を二年続けてきましたが、実力にはかなりの差が出来てしまいました。半年が大きいのではなく、やはり練習の仕方だと思うです。
僕も彼もインストゥルメンタルを書いてきたのですが、最近僕は歌を書く方向に転換しました。一方彼はインストゥルメンタルを続けています。インストゥルメンタルというのは楽器のみで構成される音楽です。情熱大陸など、想像していただくとそういうジャンルなのかというのがわかると思います。歌詞のない音楽として、あらゆるジャンルが存在するのだと言えばより正解に近くなりますね。
さて、そんな彼が何について工夫しているのか聞いてみましたところ、なんと答えられなかったのです。
二年作曲を続けていながら、
自らの曲の聴きどころを言えないなんてありえないぜバッキャロー!

そういうわけで僕は彼に歌ものの制作を勧めることにしたのでした。

なぜ歌ものなのか?理由は簡単。インストよりも工夫点が言いやすい、作詞も自分で手がければ流石に工夫せざるを得ない(笑)

ではインストばかりやってきた彼に作詞が出来るのでしょうか。出来ないと頑なに言い張っていた我が親友ですが、彼でも出来ます。未経験とか、そんなことは決して関係ない。僕は独学です。
彼の悪いところは自分で取り組みやすい方法を編み出すことなく僕の言うことを鵜呑みにして取り組むということ。
僕が何を思ってその方法を提供するのか、なぜそうすべきなのかを考えてやるだけでも全然違うのに、それでは僕がどんなに教え込んでも吸収出来ません。作曲に先入観を持っておられる方も、彼みたいな感覚で人のアドバイスをきいてもそりゃ曲なんて作れません。人からアドバイスをもらう場合、アドバイザーの意図を考えるだけでも吸収率はかなり高くなるのでぜひ意識して欲しいと思います。最初から意図が読めないのは当たり前。だって始めたばかりじゃないですか。彼の場合2年間のノウハウがあるはずですが。
あとは、正しいことをしなくちゃいけないから先に進めないという保守的な考え。ナンセンスですね。昔音楽を始めた頃の人たちやら誰やらが、何かを参考にできる立場だったでしょうか。参考にできるものがあまりになかったのが現場です。それに臆せずやるという姿勢は真似しましょう。必ず間違うと思います。何がいけなかったのか、あれこれ試行錯誤すると成長は思っているよりも早いんです。
さて、前置きが長くなってしまいましたがここで僕が親友に教えたことをご紹介します。

有馬「君は僕の言うことを鵜呑みにしすぎだと思う。なんでそうなるのかとか考えた?」
親友「いや、考えてはいるよ。頭でわかっていても体がついてこないんだ。」
有馬「ああそうかい。じゃあ歌ものでもやってみないか?」
親友「いやそれはちょっと」
有馬「なんでだよ」
親友「作詞ができないし、まず作る気もない。」
有馬「論外だな。まあまあちょっと聞いてくれや。」

かくかくしかじか、歌ものの魅力を語りまして。

有馬「どうだ、作る気になったか?」
親友「うん、歌ものもいいね!」

洗脳完了。人に本気でやってもらうには仕方のないことなのです(笑)

有馬「じゃあ作詞のやり方からだな。今君何を伝えたい?」
親友「特には…」
有馬「ああそうかい。そりゃそうだよね、いきなりだし。じゃあこうしよう。」
このメモ帳は作詞をわかりやすく単純に解説したものです。
以下にその事案を書きます。
まず、慣れないうちは物語メモを必ず書きましょう。歌いたい内容を整理することはとても大切で、伝えたい内容がより伝わりやすくなることでしょう。

有馬
「まず、
何について書きますか?
というところから始めようか。
君は
・何もない
と言ったからこれに追加して例えば
・虚無感
・やる気のなさ
・迷い
・夢のないことに悩む
これを盛り込んでやろう。いいだろう?」

親友「ああ、うん。」

有馬
「んじゃあ、主人公となる人はいますか?いるのであればそれは誰ですか?
という設問に移るぞ。ここは面倒だから
・自分(ここでは俺とする)
でいいな?」

親友「いいよ」

有馬
「うし、なら主人公がいる場合の設問だ。
主人公は現状をどう捉えていますか?
・何もないことに対してどう思っている?
まあそりゃ、
➡︎つまんない
よな。

・だったらどうするの?
・だったら何よ
まあ例えばだ。
➡︎平和でいいなと。

これを掘り下げて行くんだ。

ただし何についてどう頑張るのかを事細かく歌詞に盛り込むのは、多くの人から共感してもらうにはタブーです。明確に書くべき点は主人公の気持ちや状況、タブーなのは人物名やワインの銘柄など、特に身内ネタになりやすいものです。

これは抑えておいてくれい。

それを踏まえた上で、聞くぞ。
・お前それでいいのかよ」

親友「えっ…」

有馬「これはな…仕方ない、今日だけは意図を教えるからよく聞けよ。

➡︎いいよ
この場合何もなくても平和だから幸せである…などと続けることができます。
➡︎ダメだ
この場合現状への不満や葛藤があります。このチュートリアルではこの選択肢を選ぶこととし、未来の自分に一喝することにしましょう。
という感じだな。まあ例えばの話だから別な事を考えて選択してもいいわけだ。さあどうする。」

親友「ダメだ」

有馬「ほう、そうかい。なるほど。じゃあ今回はこうしような。
・じゃあどうするの?
➡︎誰かの役に立ちたい
・だからそれでどうするんだって聞いてるんだけど。
➡︎努力するんだ。」

親友「はあ…」

有馬「じゃあ俺がこれを使って即興するから見てろよ。」

そういうわけで、以下にその事案を利用した有馬の即興詞を添付します。起承転結で書いた場合の一例です。一つのメモを違う作曲家が使うと違う曲が出来ますよ。

何も無くて つまらない
もう そんな人生 こりごりだ
だからと言って この平和は
失いたくない 宝物

失うことが 怖いから
平和に甘えて 逃げてきた
ダメだ こんなんじゃダメだ
もう俺はダメだ わかってるのに

いつか親が言っていたような
何もせずに生きるのは楽だと
楽というのは刺激がないぞ
そんな人生楽しいか?
俺はこのままでいいのか?

※ここからサビ

いつか描いた夢は
俺が大きくなるのと同時に
小さくなってた
小さな頃に描いてた夢を
叶わないとばかり
バカにするのはやめよう
叶わなければまた見れる夢だろ!

ツイッター限定でしたがブログにもこっそり載せますね。
親友には口頭でしか説明をしていないんですが、起承転結の転の部分で「そんな人生楽しいか?
俺はこのままでいいのか?」
という部分からサビに向かいますが、疑問を連続でぶつけることでサビへの盛り上がりと主人公の葛藤の膨らみを表現しています。サビの
「叶わなければまた見れる夢だろ!」
これが結論で、これを言うための飾りが起承転です。例文として即興したのでこの詞に続きはありませんが通常は繰り返したり二番以降を用意したりして内容を充実させます。


親友「なるほどわかったよ!」

有馬「本当かよお前…」

有馬「じゃあこれをいかして作曲作業に移行な。歌詞はちょっと変える。

{F7FD40C1-B68B-47BA-B32E-0BF1085C81B5:01}

こいつをみてくれ。
上から順に
テンポは曲の雰囲気などを大切にして決めます。無論曲の途中でテンポが変わっても素敵です。
コード進行は曲の雰囲気を決める魔法の言葉です。(作曲初心者向けの安全な解釈です。慣れたら理論を学ぶとより自由に曲を作れます。)
歌い手が伸びやかに歌えるようなメロディを作りましょう。
ゆったりしたテンポであれば32音符を用いても楽しくなります。ゆったりテンポで速いリズムを刻む曲も数多く存在します。
歌詞を入力する際は音符の真下に基本一文字ずつ入力します。英文などは一度に二文字以上書くこともあります。
歌詞のアクセントにあわせたメロディ作りが基本ですが、わざとアクセントどおりに書かないこともありますよ。
予め歌い手の歌いやすい音域を把握し、その中でメロディを決めることにします。
ドラムは作る音楽のジャンルをも左右します。慣れないうちは必ず入れるようにしましょう。ドラムのリズムはなるべく曲の雰囲気やメロディに合うものを。
展開に合わせて演奏を工夫するとなおよいでしょう。
と書いておいた。君はいつもBPM120か60ばかり使うだろう(実際そうでした)。割り切れるし、そればかりだと本当に曲に合ったテンポを使っているのか不安だ。曲の途中で変わってもいいからとにかく合うテンポにしてね。
それから歌ものは歌う人のことを考えて、音域を決めなくちゃいけない。だから先に歌い手の歌いやすい音域を把握しておくんだ。歌わせる相手がいなければ自分に合わせて。歌える音域じゃなくて、歌いやすい音域をな。じゃないとせっかくの歌を台無しにされるかもしれない。
あとは、歌詞を振る時のことを考える。歌詞のアクセントに合わせたメロディ作りが基本だから歌詞が決まれば大体のメロディは決まるよな。わざと言葉のアクセントからはずす技もあるけど慣れてからね。
歌詞を振ったら、歌えるかどうかきちんと確認、これ怠るなよ。

いーつまーでーもー♪ 僕の夢はー♪
おーおーきくー♪

歌えたよな。歌いやすかったかきちんと点検するんだ。歌わせたい人がいたらその人にも歌わせて感想を聞く。まあこんなところだな。」

親友「あー、そうだったんだ!すっきりした!」

有馬「これでもう歌ものも書けるよな。いきなり全部は無理だろうし…仕方ないからワンフレーズだけでも頑張れ!」

親友「うん!」

今日は上達しない理由や歌詞の書き方について触れて見ましたが、彼の作曲スタイルからは、なぜ上達しないのか!?というところが考えられるんですよね。失礼な話ですが、全く考えさせられますね。
それで、彼に手渡したテキストファイルの一部がこれですね。
{94135B88-2997-43F4-B73C-0AEB06E15C05:01}

僕のパソコンは液晶割れ?しているのでたて線が邪魔臭いのですが、このパソコンで彼にレクチャーしております。
なお、この作詞方法ですがしたにテンプレを添付…テンプレだけに、添付…致しますので宜しければ是非参考程度にどうぞ。
上記にあります僕らの会話と内容は全く変わりませんので悪しからずご了承ください。

このメモ帳は作詞をわかりやすく単純に解説したものです。
以下にその事案を書きます。
まず、慣れないうちは物語メモを必ず書きましょう。歌いたい内容を整理することはとても大切で、伝えたい内容がより伝わりやすくなることでしょう。

何について書きますか?
・何もない
・虚無感
・やる気のなさ
・迷い
・夢のないことに悩む

主人公となる人はいますか?いるのであればそれは誰ですか?
・自分(ここでは俺とする)

主人公がいる場合の設問です。
主人公は現状をどう捉えていますか?
・何もないことに対してどう思っている?
➡︎つまんない

・だったらどうするの?
・だったら何よ
➡︎平和でいいなと。

そこを掘り下げて行きます。
ただし何についてどう頑張るのかを事細かく歌詞に盛り込むのは、多くの人から共感してもらうにはタブーです。明確に書くべき点は主人公の気持ちや状況、タブーなのは人物名やワインの銘柄など、特に身内ネタになりやすいものです。

・お前それでいいのかよ
➡︎いいよ
この場合何もなくても平和だから幸せである…などと続けることができます。
➡︎ダメだ
この場合現状への不満や葛藤があります。このチュートリアルではこの選択肢を選ぶこととし、未来の自分に一喝することにしましょう。

ダメだ
・じゃあどうするの?
➡︎誰かの役に立ちたい
・だからそれでどうするんだって聞いてるんだけど。
➡︎努力するんだ。

以下にその事案を利用した有馬の即興詞を添付します。起承転結で書いた場合の一例です。一つのメモを違う作曲家が使うと違う曲が出来ますよ。

何も無くて つまらない
もう そんな人生 こりごりだ
だからと言って この平和は
失いたくない 宝物

失うことが 怖いから
平和に甘えて 逃げてきた
ダメだ こんなんじゃダメだ
もう俺はダメだ わかってるのに

いつか親が言っていたような
何もせずに生きるのは楽だと
楽というのは刺激がないぞ
そんな人生楽しいか?
俺はこのままでいいのか?

※ここからサビ

いつか描いた夢は
俺が大きくなるのと同時に
小さくなってた
小さな頃に描いてた夢を
叶わないとばかり
バカにするのはやめよう
叶わなければまた見れる夢だろ!

ツイッター限定補足
親友には口頭でしか説明をしていないんですが、起承転結の転の部分で「そんな人生楽しいか?
俺はこのままでいいのか?」
という部分からサビに向かいますが、疑問を連続でぶつけることでサビへの盛り上がりと主人公の葛藤の膨らみを表現しています。サビの
「叶わなければまた見れる夢だろ!」
これが結論で、これを言うための飾りが起承転です。例文として即興したのでこの詞に続きはありませんが通常は繰り返したり二番以降を用意したりして内容を充実させます。
最後までお読みいただき恐縮です、ありがとうございました!

有馬師継
僕は自分で何かを作ることが昔から好きで、曲を作ることは僕にとって憧れの一つだった。小学生の時に、大好きな音楽の先生が自分で曲を作ることはできるよとおっしゃった、これをずっと信じてきた。曲を作る人のことをすごいなぁと思いながら、その一曲一曲を丁寧に歌った合唱団時代(小学生時代)をふと思い出した。
中学生の時に、えらく気に行ったのがMIDI音源で演奏される曲。それをツールで作れると知ったとき、僕の作曲への夢が現実的な話になってきたんだよね。
でもこの頃はまだよくわからなかった。MIDIの扱い方もそうだし、小学生の頃書いた楽譜の乱雑さを覚えていて自信がなかったんだ。
ところが中学三年生の頃にたまたまフリーBGM素材を漁っていたらwatsonさんの曲と出会った。これがきっかけで好きな曲がジャズだったことを知り、本気で作曲しよう!と意気込んだ。もしwatson師匠がこれをお読みになったら僕の正体をおわかりになると思うけど、とにかくそれがきっかけ。
僕は合唱団時代のこともあり、楽譜なら読めると思った。ピアノロールがよくわからなくて諦めていたけれど、バッハもモーツァルトも楽譜で作曲していたわけだし、そういうソフトもあるはず!そうやって出会ったのはStudio ftn Score Editor というソフトだった。このプログラムには感謝してもし切れない。
最初のうち、僕は友達に作った曲を自慢して回った。それは今思えばとても聞けたものではないと思うけど、友達は褒めてくれた。でもスランプは訪れるもので、僕は同じような曲を量産するようになった。ちょうどその経路を僕の親友も辿っている。要するに引き出しの中身が少なかったんだ。いっときは本当に無理かと思った。でも続けた。だって一度決めたことだからね。
ところが高校に入学してもなお音楽の"ん"の字にも満たない曲を作り続ける僕がいた。そんな僕に同級生が一喝くれた。コード進行も知らない奴がいい曲を作れるかと。
一から独学でやるなら、昔の人が考えたものをベースにすれば楽でしょうという話だったのだ。
それで僕はスコアブックを買い漁るようになった。
当時の僕は自信過剰(今もだけど)だったから、あまり人の意見を素直には聞き入れたくなかったけど、取り入れたら急にいい曲が書けるようになった。コード進行ってすごいな!と素直に感動した。実は中学生の時に歌ものを書いてはいたのだけど、今に比べると天と地の差である。メロディ構成もグッと良くなったのだ。
当時は友達にも聴いてもらったりしていたけれど、だんだんアンチが増えてきて、手に負えなくなった。だからその時の名前は捨てた。二年近く付き添ってきたその名前を抜け殻に、僕は一旦修行を積んだ。
いい曲いい曲と力むのもいいけれど、僕は誰のために曲を書いているの?と自分に問いかけた。僕が僕の自己満足のために書くなら、ネットをやめても全く問題がないし、時間も有効に使えるからね。
そこで僕は気付いたんだよね。僕は多くの人に曲を届けたいんだって。自分のために曲を書くなら誰にも言わなくても、一人でニヤニヤしてればいいよね。
でもそうじゃなかったんだ。僕はみんなに曲を届けたかったんだ。だからアンチがいたし、ファンがいた。そんな状況と向き合うためにも、もう迷わないと決めた。
これは補足になるが、この話なしに今の僕はいない。中学一年の頃、お母さんの彼氏として有馬さんが現れた。彼らは今の僕と同様に遠距離恋愛をしていた。もう破局してしまったけど、僕は有馬さんが好きだった。有馬さんがいると僕の家は明るくなった。お母さんといるより正直安心した。まあ、これがきっかけで僕とお母さんは離れて暮らしているのだけど。その有馬さんという男性のことが忘れられなかった。僕は彼のような大人になりたいと強く願った。だから、
「有馬さんを師匠と慕い、その意志を継ぐ」
「"有馬"さんを'師'匠と慕い、その意志を'継'ぐ」
ことにした。その思いのままに、
「有馬師継」
という名前は浮かんだ。
これが僕の誕生の秘話だ。こっそり読んでくれた人へ、最後まで聞いてくれてありがとう。
僕はこういう経歴で今ここにいます。
今、やっとシンガーソングライターになれそうです。ありがとう。