この感情に名前をつけるのはあまりにも軽薄だ。
それでも、今彼女が抱えている不安を取り払って救ってやりたい。
たとえ自分にそんな資格があるとは思えなくても。

この感情を、
この感情を、
この感情を『恋』と呼ぶにはあまりに軽薄だ。


今 このひととき
傘をとじて君の雨に濡れよう
どこまでも あおく
懐かしさだけで触れてはいけないものを
今 僕だけが守れる

今 このひととき
降りしきる君の雨に 君と濡れよう
どこまでも あおく
あおく輝き続けられるように・・・
今 僕だけが祈れる

(7話 迅雨)