台湾のレストランに入ると、写真無しのメニューを渡されることが多い。

素材に何が使われているとか、どういう調理方法かは漢字だけじゃ分からない。

運ばれてくる料理を味見して、気に入った物をまた箸を付ければいいやと思っているので、何をオーダーするかはたいてい友人に任せる。

 

漢字表記だけじゃ、分かりにくいメニューを何回かに分けて、いくつか紹介していきたい。

 

『老皮

やわらかい

四川料理の一つ。日本語だと『中華風揚げ出し卵豆腐』

昔は食が豊かではなかったので、子供に肉を食べさせたくても、経済的には難しかった。そこである工夫をした。

卵豆腐の表面を揚げて、焼き目の色で肉のように見立てた。

味付けはXO醤やオイスターソースを使う。唐辛子と花椒も入れて、ピリ辛。

肉は一切入っていない。肉が食べたくてこれを頼んじゃうと、ガッカリするかも。

 

Crispy egg Tofu