今日はこうちゃん不在の3回目のお誕生日。

もう6歳なんだね。

信じられないよ。

ママの中ではこうちゃんはずっと可愛い3歳のままだから。


悲しくなるけど、やっぱりお祝いはしてあげたいから、ケーキを買って家族で食べた。

娘が明るく(悲しくならないように気遣って)ハッピーバースデーの歌をうたってくれたから、涙は我慢しなきゃと思ったけど、やっぱり無理だった。

色んな想いがぽろぽろ…ぼろぼろ…涙と共に溢れてくる。

本当なら笑顔のこうちゃんがここに居るはずなのに。

どうして居ないんだろう。

悲しくて虚しくてどうしようもない。

泣きながら食べたからケーキの味もよくわからなかった。


こうちゃんと一緒に食べたかった。


喜ぶこうちゃんの笑顔が見たいよ。


こうちゃん、お誕生日おめでとう。

ずっとずっと大好きだよ。

早く会って抱きしめたいよ。



どんなに踏ん張ってごまかしながら生きていていても、やっぱりこうちゃんの居ない世界はどうしても嫌だ。無理だ。

とてつもなく遠くに行ってしまったように感じる遺影の雲みたいな背景も、見るたびに悲しみが増すだけの真っ白で冷酷な骨壺カバーも、全部全部見たくない。

こんなの嘘だ!こうちゃんが居ないなんて、ずっと会えないなんて嘘だよ、嫌だよ。

あれから2年半が過ぎても、いまだに心から受け入れる事は出来ない。
頭ではわかっていても、心の奥ではこのあり得ない現実をずっと否定し続けている。

どうにもならない事がわかっていても否定しながら蓋をしながらじゃないと生きていけない。

きっと受け入れたなら、悲しみは変わらなくても、こんな突然にどん底に突き落とされるような感覚は無くなるのかな。

そもそも受け入れるってなんだ。
なにもかもがよくわからない。
わからないフリをしている。

涙と鼻水でグチャグチャ。眠れない。


可愛いこうちゃんにあいたい。しんどい。