私自身は、幸運にも今のところ、自分の望むキャリアを歩んでくることができている。
エリートではないし、今後も望んだキャリアを掴むことができると楽観視もしていない。
昨今、コロナ禍により、多くの製薬企業では希望退職を募っており(特に営業担当者)、厳しい環境が続いている。
そういった背景から、多くの人とキャリアについて話す機会を持ち、自分なりに感じたことをいかの通りである。
望むキャリアを歩んでいる人が持つ特徴
①決断力がある
②決めたことを継続している
③素直である
当たり前のように感じるでしょうか?
一般的には、能力が高い、キャリアプランを明確に持っている、などが特徴としてあがってくるのではないかと思います。
しかしながら、必ずしも能力が高い人が希望する部署に異動できていない、明確なキャリアプランはあるが、絵に描いた餅になっている、
そのような人を数多くみてきた。
これらの経験から、私なりに、①から③について簡単に記述すると共にどう対応すればいいのか、自分なりに考えてみたいと思う。
①決断力がある
…私の意図する決断力は正確には「迅速に決断ができる」ということである。キャリアプランを描くことは容易ではない。
もちろん私自身も悩み、今の職に就いていることは事実である。しかしながら、数か月たっても、数年たっても「決められない人」
は、悩み、愚痴を言い、結果追い込まれていることが多い。 私は、期間(例えば1か月)を決めて、決断し行動に移すほうが良いと
感じている。簡単なことではないが、簡単なキャリアプランを描いてみることは次の一歩につながるのではないかと思う。
②決めたことを継続している
…しかしながら、即決すればいいというものではない。即決するタイプの人でも、浮気癖があり、いろんなことに手を出している人は周
囲からも信念が垣間見えず、評価は下がり、結果的に望むキャリアを掴むことができる可能性は低い。また継続には、希望を叶え
るために、すべき努力(スキルの向上、人脈の構築など)も含まれると考えており、一貫した行動はセレンディピティを呼び込むこと
につながるのではないかと思う。私は、継続するための「自分なりの仕組み」を考えることが有用ではないかと思う。例えば、人に
宣言する、業務PCのデスクトップにプランを描いたファイルを保存する、同志と共に学ぶなど。
③素直である
…当然だ、という人もいるかもしれない。しかしながら、想定以上に本当の意味で素直な人は少ない。私も含め、人は興味がないもしく
は自分の意志・意向とは反する会話を無意識に聞き飛ばしており、相当強く意識しない限りは人の意図を汲み取れていないのだと
思う。私自身、今では、学生時代の後悔の念が強いため、アドバイスを傾聴する癖がついているが、昔はそうではなかった。
無意識を自覚することの重要性を人の反応・行動を観察して知ることができた。もちろん、悪気はないのだと思う。よく言う性格が
素直であるという意味とは違うことから、まずは「無意識の行動を自覚する」ことから始めることで、大きく改善するのではないか。
加えて、キャリアについて対話する場面を持つことは非常に重要であると思う。私自身は、キャリアのみならず、内省を促すサポートをいただくために、定期的に面談するメンター(大企業のシニアマネジメント、起業家)がおり、こういった機会を通して日常の内省に加え、「一歩立ち止まってゆっくり考える機会を持つようにしている。
VUCAの時代と言われ、企業の寿命が短くなっている昨今、安定して一つの会社に居続けることは困難だとされます。今後も継続して、キャリアについては考えていきたいと思います。