今日はがんばってる仲間の紹介だよ(o^-')bグッ。
6月28日、ブロ友このもさん、さくらこさん、もーたんさんと初めてのオフ会。
そこで初めてお会いしたピンクのキャベツさん(通称:ピンキャベさん)。
今日はね、そのピンキャベさんのことを、皆さんに紹介させて。
ほかの皆さんとはブログやピグライフを通して、コメントやチャットなどでお話ししていて、病気の症状や経過、現在の状況などある程度わかっていた。
当時放射線治療中だった私は、同じく現在治療中のピンキャベさんから、大きな力をもらった。始めて会ったとは思えないほど意気投合し、帰るときにはお別れがつらくて、駅でハグ。
←え?
ボブの髪にメッシュを入れ、オレンジピンクのブラウスを着たハスキーボイスの「粋な姉御」というのが、最初の印象。ちゃきちゃきした江戸っ子風で、よく食べ、よくしゃべって、よく笑う。
あっ、笑い方、言っとくけど
ガハハね。
うん、豪快。
始めはまったく気がつかなかった。
ピンキャベ姐さん、ほとんど目が見えてないんだって。
手術や抗癌剤など体に大きな負担がかかったことで、どんどん見えなくなっていったんだって・・・。
そんなこともあるんだ!という衝撃と
目の前にいる肝っ玉母さんみたいなピンキャベ姐さんとのギャップに
しばらくついていけなかった。
だって、フツーに「今日の晩御飯何にする?」みたいな軽さで
「このままだと失明しちゃうんだ~」って言うし、
「それなのに卵巣癌も再発しちゃった~」って明るく言ってるし・・・。
ピンキャベ「ポンの野郎が再発なんかしやがって、まだ2年しか経ってないっちゅうのに、早すぎるだろうがぁヽ(`Д´)ノゴルァ!」←鼻息も荒くポンの悪口。
・・・
罵詈雑言のため、割愛します。←え?
ここからは正式な病名ね。ピンキャベ姐さんからメールでもらったもの。
ピンキャベ姐さんに「ブログで紹介してもいい?」ってメールしたら
「コラコラ、ブログ~!?
ま、いっか!鼻水たらしながら悪戦苦闘しているヤツがいて、それが何かのたしになれば」
と許可をいただきました。
同じ病気と闘うすべての方に私は伝えたい。
いつも叩きつけられる、姐さんへの究極の選択と、選んでいかなくちゃならない厳しい現実。
病気の経過(姐さんからのメール原文のまま)
「2010年4月。癌性腹膜炎で入院。腹水5リットル転移あり。卵巣癌3期の終わり。
この時の診断。余命は半年。
この時の診断。余命は半年。
眼。
1997年病名判明。
網膜色素変性症。
進行性で、まだ治療法がみつからない。
難病指定。
難病指定。
網膜に色素沈着がおこり網膜が死んでいく。
視野が欠けて暗くなり視力も低下していく。
現在は。
左は失明。
右は視野2度。ぼんやりと明かりを感じるくらい。
そう、こだわり続けてる宝物のかすかな明かり。
普通は視野って150度以上あるんだよ。
横まで見えるでしょ?
うふ~ん。
片目でちっちゃい鍵穴からしょぼい豆電球の暗い部屋を覗いてるイメージかも?
ここまで進行すると想像を絶する世界。
真っ昼間でも暗い。
でも、何か見えそうな気がするから不思議。
テンション下がった時にゃ思うように行動できない自分自身にイラついて発狂しそう(笑)
神様仏様。
メゲずにやるから、宝物のかすかな明かりを奪わないで。
お願いだから。テへ」
うーん( ̄ー ̄;
たいへんなお話に水を差すようだが、
姐さん、ちとポンの説明が大ざっぱ過ぎやしませんかい!?
・・・
ハイ、すみません(;´Д`)ノ マジメに戻って
そう、
癌の再発とともに、治療を続けることで失明の危機もあり、
まず抗癌剤を続けるかどうか、
それを決めなければならなかった。
そして姐さんは決めた。
このかすかな光でも、自分にとってはすべて。
助かるかどうかわからない治療と目を引きかえることはできない。
そして医師にも「もう抗癌剤治療はしない」と宣言。
・・・
そして治療を中止し、
家族旅行、家族女子会で温泉など楽しい企画で夏を満喫←え?
それなりに家族も覚悟が決まりかけた夏の終わりに
なんと!
治療の効果があったことが判明。
効かないと言われた抗癌剤が効いていた。
それもチョー劇的に!
本人いわく
「あちゃーって感じ」←え?
目のことさえなければ、副作用なんてクソくらえで
ポンに真剣勝負挑んでボコボコにしてやる←もちろんピンキャベ談。
悩んで迷って、迷走して
もう1回
悩んで迷って・・・。
そう、姐さんは悩んだ。
「自分らしく生きるために、普通の生活を送るためにどうしたらいいのか?」
真っ暗闇の中で寝たきりになって生きるのは嫌だ・・・。
いつも言ってた姐さんの言葉。
自分が決めて乗り越えなきゃいけないこと・・・。
いろいろな人からいろいろなことを言われたと思う。
家族はもちろん、このもさんも、さくらこさんも、もーたんさんも、よっちーさんも、そして私も・・・。
みんな言ったと思う。
生きていてほしいって。
きれいごとじゃないことも十分承知のうえ。
ピンキャベ姐さんの失望も恐怖も誰にもわかってあげらない。
でもね、どんな姿でも、肌のぬくもりを感じて
おしゃべりすることはできる。
生きていれば、試練は乗り越えられる。
ましてやピンキャベ姐さんは魔女だから
がんばれないワケがないよ。
・・・
祈るようなみんなの願い・・・☆
そして、ピンキャベ姐さんは再び治療の道を選んだ。
道は遠く険しい。
でもこの選択を、私たち「このもファミリー一同」泣きながら応援したい。
抗癌剤も効かない人がたくさんいて、その中で効果バツグンなんて、
知らない人が聞いたらうらやましがるかもしれない。
でも、命と引き換えに、どうしても守りたかった目のかすかな光が奪われてしまうのは、身を切られるようにつらい選択だろう。
泣かずに応援なんかできないよ・°・(ノД`)・°・
泣きながら、
鼻水垂らしながら、
カッコ悪く
それでも生きようね。゚(T^T)゚。
そしてきのうのピンキャベ姐さんのメール(原文のまま)
「おは!
ラクちゃん背中を押してくれてありがとう。
悩んだけど、チャレンジして良かったと思う。
あとは結果に期待するだけー(^^ゞ
ピンキャベ働き者だから。ワハハ!
早起きして普通に家事やってるぜ(^-^)v
しかし今回はきつかったー。全身の激痛と吐き気で入院中は寝たきり。わぁお!
数日で2キロ減。
抗がん剤ダイエットかよ?
痛みに強いおいらがボロボロのヘロヘロ(笑)
今までで一番がんばったかもー?
主治医の天然Uちゃん。「もう痛み止め効かないかなぁ」なんてつぶやくからさぁ。
「オイオイまだそこまでいってねーだろ」って激痛に喘ぎながら突っ込んでやった。
願いもむなしく、かすかな光は消えていくけど。
工夫すれば家事もできそうだぜp(^-^)q
生きていればこそ!とか命より大切なものはないと言うけど。
現実はそんな甘くはない。映画やドラマのようにロマンチックにはいかないよね?
回復する見込みがないのに植物状態で生きていたら、莫大な治療費と精神的肉体的に家族を縛る事になる。
ダーリンや子供達にはその労力を未来に向けて使ってほしいと思っているのだ。
もちろん生きるための努力はするよ。
今回も効かないと思った抗がん剤が効いたのでチャレンジした。
鼻水たらしちゃったけど(汗)
余命宣告と失明宣告の二本立てはマジできついけどさ(笑)
毎回、究極の選択をしていかなければならないもんな~。へへ
でも自分らしく悲壮感なく暮らしていきたいよ。
家族にご飯を作る普通の生活をね(^_-)
再発組がんばろうねー。」
たった一度会っただけなのに、私の心をわしづかみにしてしまったピンキャベ姐さん←え?
前を向いて、冷静に、決してブレない。ステキ過ぎます♪
一緒に泣いた。鼻水たらした。←え?
でもね、姐さんがブレずに見つめているもの、私にもわかるんだ。
「自分らしく」
ここで闘うすべての仲間を誇りに思うよ
(b^-゜)
ホントはこのもさんたちのさりげない気遣いとか絆とかすごく感動してね、そういうのも書きたかったんだけど、
今日はもうお腹いっぱいでしょ!?←え?
今月末にまたみんなに会えること、とっても楽しみにしています(^_-)-☆
ピンキャベ姐さんへのコメント、お待ちしておりますヽ(^o^)丿