久しぶりに会った。


変わったなって思ってたけど

ちょっと太ったけど

優しい声も 笑い方も

何も変わらなかった。



だけど、結局あたしは。



流されてもいいと思った。

だって優しかったから。

懐かしかったから。

ずっと待ってた人だから。

好きだから。



でも、あなたにとって

あたしはそうじゃなくて

ただの女で。



懐かしい部屋

あの人と愛し合ってるベッド

コルクボードには

もうあたしはいなくて。



どうしてあたしなの

どうして??



昔の君はもういない。

ただひたすらに愛した君はもう。



ひどく悲しくなった。

どうして傷をえぐるんだろう。

逢いに行った、あたしもあたし。

割りきれなかった

ためらった。

その手が怖くて悲しくなった。



正解なんてないけど

これでよかったはず。

あたしのほしいあなたは

今じゃないってこと。



相変わらずわがまま

相変わらず欲張り

だけど向き合うことは

譲れなかった。



手放したのは あなた

離れたのは あたし



お互いさまで

変わらない未来。