さる11月30日、飯山市文化交流館なちゅら小ホールで令和7年度4回シリーズ第4回《なちゅらる寄席『林家たけ平』ワンコイン寄席》が開催されました。
林家正蔵師匠一門の林家たけ平師匠を、お招きしして小じんまりした小ホール開催ならではの温かい雰囲気の中で落語会が始まりました。
私は何時もながら📣『ヨッ〜、待って・ま・し・たぁ〜。🍚たっぷりぃ〜🎵。』【たけ平】師匠の高座意欲を高めるように、掛け声をして場を盛り上げました。
たけ平師匠は信州北信濃飯山へ、初めての来訪来飯で枕からは少し緊張気味でしたが、そこは🗣️噺家プロの真髄を出しコミカルな口調でテンポ良く枕話しをして会場を温め1席を始めました。
※たけ平師匠の枕噺がテンポ良すぎて、会場にお見えに成ったお客様は、中々始めの頃は戸惑い気味で乗れませんでした。
【茄子娘】
茄子が大好物な寺の住職(お坊さん)が、畑の茄子に向かって毎日「大きくなったらわしの菜(さい=おかず)にしてやるぞ」と話しかけて育てていました。
ある夏の夜、美しい娘が住職の元を訪ねてきます。娘は「和尚様が『わしの妻(さい)』にしてくれると言ったので参りました」と言い、実は茄子の精であることを明かします。住職は「菜(おかず)」と言ったつもりでしたが、茄子の精は「妻」と聞き間違えてやってきたのです。
二人は一夜を共にしますが、住職は仏の道に仕える身で女性と通じてしまった罪悪感から、翌朝寺を出て巡礼の旅に出てしまいます。
数年後(5年後などの設定が多い)、住職が寺に戻ってくると、荒れた寺の庭に小さな女の子が一人遊んでいました。住職が声をかけると、その子は**「私は茄子の娘(こ)です」**と答え、自分の子であることがわかる、というお話です。
茄子の精の色っぽさと、後半の娘の可愛らしさを絶妙なバランスで描き出します。また、ファンタジックな噺を違和感なく聴かせられる、その高い技術と雰囲気を遺憾無くたけ平師匠は口演して頂きました。
これから暮れを迎える季節柄でしたが、噺の内容と全く違和感を感じさせない不思議な空間をたけ平師匠と共有出来た事は感慨深掛かったです。
聴き終えてから、シェークスピアの『真夏の夜の夢』の和製版と聴いていた節も自分自身有りました。
※【茄子娘】のあらすじは、Geminiから引用掲載しました。

