夜目覚めた時、
私のなかに
ぱっと浮かんだもの。
ぱっと見えたもの。



それについて書きます照れ






***


夜中。


まどろんだ意識の中


すーっ



私は、
急に思い出したかのように大きく息を吸った。





目は閉じていたが、

今いる空間がクリアになったのが分かった。




寝る前にかけていた音楽が


そのまま静かに流れていたが、


そこにマイクを向けたみたいに


″音″がクローズアップした。


イヤホンでもつけたかのように、
耳元で音楽が流れた。






空間も、その中にある音も、
とても澄んでいた。





その感覚と同時に、


空間そのもの?

空間に現れた白いキラキラ?


ハッキリとは覚えてないけれど、

そういったものが
一回転した。


ある一点に吸い込まれるように、
ぐにゃりと一回転した。












『あ、きた。』





白いキラキラは、

私のすぐ上を通っていって

私をキラキラの粉で覆っていった。



私は、キラキラのベールをまとった。




 









怖い…でもこの先を見てみたい。

これ以上感覚を研ぎ澄ましたら…。

そう思うと、私は少しも動けなかった。










この間、私はずっと目を閉じていた。

それなのに、確かに見えていた。

夢を見るような感覚だったけれど、

夢ではない。

心の目で見たものだったのかな。




見たというか、見えた。










ねぇ、

『白いキラキラは誰?』

誰にともなく、私はそう問いかけてみた。









『…白いりゅうさん?』

なぜか分からないけど、そう浮かんだ。












最近、

思い出したかのように

深い呼吸をすることがあるんです。




寝ている時やうとうとしている時、

瞑想してる時、

自分の呼吸にびっくりして、

意識が戻る、みたいな。






赤ちゃんがこの世に生まれる時、

最初のひと呼吸は、

こういう感覚なんじゃないかな。





この深い呼吸が来る度に、

私は、そんなことを思った。








キラキラ。

それがなんなのかよく分からないけれど、

白いキラキラに包まれて、

私は何かに守られている気がして。

ちょっぴり心強くなりました照れ









一瞬の出来事だったけれど、
印象的だったので
書き記しました。






おわりじゅる・・