さっきね、お腹が苦しくて
ソファーに座っている
主人の太ももに、
私のあごを乗せて
うずくまっていたのです。



ソファーの布をじーっとみていると、
外側から主人の太ももに向かって
透明な何かが流れていました。




透明なもの。
色々似たものを想像したけど、
いまいちしっくりこない。
蜃気楼とか、水の中に注いだガムシロップとか。





空気?なのかなぁ。
空気がソファーの上をするするするーっと滑っている感じ。


さーって流れてて、早かった。
早さは、落差がある所の小川の流れ
くらいかなぁ。


あー、今思ったけど、
血液の流れみたいだった。
血液というか、それをもっと拡大して
赤血球とか白血球とかが流れてる、みたいなやつ。






主人に「何か見える?」って聞いたら、
なんにも見えないって。



右側には沢山流れていていたのだけど、
左側はほとんど流れてなかった。




私、目はあんまり良くないけど、
裸眼なのに見えた。



なんだったんだろう。





エネルギー?
それともただの光の加減かな。




普段見えないものが見えた…
っていう感覚だったから、

なんとなく書き記しておく照れ