今日で僕はこの職場を去ります。
今、この職場には、6人の人間が居ます。
そのうち、仕事をしているのは2人です。
それくらい、今、この職場には仕事がありません。
なぜこの職場に仕事がこなくなったのか、僕も考えてみました。
景気が悪い?それは確かにあるでしょう。
ただそれだけではないのも事実です。
この職場=広告代理店は、営業とデザイナーで構成されています。
アートディレクターは居ません。
つまり、制作物の価値である「芸術的センス」を商品として売り込む人間が居ないのです。
一般的に、デザインの価値と言うものは、売り込まなければ高く評価はされません。
それはこのデザインが「芸術そのもの」ではなく「商業的なスタイルのアート」だからです。
広告のデザインにはセオリーやルールがあります。
それに乗っ取って作業を行えば、誰でも似たようなものは作れるのです。
今、ネット上に溢れるブログやブログ型サイトが良い例です。
あれはネットの世界で良しとされるルールに乗っ取ったテンプレートを売っている訳です。
似たようなものを量産して売る訳ですから、価格は安く済みます。
お客も安くてそこそこ綺麗なものが手に入って満足するでしょう。
それ自体には何の問題もありません。
しかし、ネットに限らず、デザインと言うものはコレに近いものがあります。
100円ショップで買ったガラスのコップとスイス製の1000円近くするガラスのコップ、なんの説明も無く、表示もなければその違いを見抜ける人は少数でしょう。
値段が表示されていて、ただ好きな方を選べと言われたら、ほとんどの人が100円の方を買うかもしれません。
つまり、コレはスイス製でガラスがこれこれこうで、こういうブランドの・・・と言うプレゼンテーションが必要なのです。
当然、ぼったくりでない限りその価格にはそれなりの価値が伴っているはずですから、それに納得した人がありがたがって1000円のコップを買って満足すれば良いのです。
さて、職場の話に戻します。
我が社はこのプレゼンテーションを行う係がいないので、制作物の価値が一気に下がってしまいました。
どこに出しても恥ずかしくない作品を作っているにもかかわらず、あの会社のデザインはダメだ、というレッテルを貼られてしまったのです。
我が社の営業は、それを真に受けて、電話口でクライアントの担当者に聞きました。
「どのようなものを作れば良いですか?」
「ここは、何色が良いですか?」
「面白くするには、どうしたらいいですか?」
そんな営業は、僕は、広告代理店の営業失格だと思います。
広告を制作するのに、全部聞いてくるような営業が居る会社に良いデザインなど出来ると思えないでしょう。
それは当然です。
言うなれば、「我が社のコップは、何で作れば良いでしょうか? でも1000円です。」と言ってるようなものですから。
プロならば、これこれこういう理由でこう作りましょう!と提案するのが当たり前です。
「このイメージで作るから色は青です。」
「そうしてここをこんな風に面白くすれば、この商品の特徴が伝わります。」
実際には、もっと複雑な問題が沢山起きますけど、まぁ、おおむねこういう風でなければお客は「またここに頼もう」とは思わないでしょう。
ですが、もう、終わります。
僕はこの職場を去りますから。
仕事をしている2人のウチの一人は僕で、それももう終わりました。
あとは身の回りの片付けと、データの整理をして、送別会を待つばかりです。
落ち込むのがやめられない。
僕のウキウキは一瞬ではじけてしまいました。
あんなに喜んでいた自分が恥ずかしい。
二次面接を受けた会社二つ。
まずはA布十番の会社さんです。
僕はここが一番気に入っていました。
規模が大きすぎないのと、面接をしてくださった社長さんとなんとなく気が合いそうだったからです。
今回は、実際にどんな仕事をするのかとお給料の話をしました。
僕がやることは、僕が出来ることを全てすると言う感じでした。
ウェブデザインをやり、イラストを描き、フラッシュもやり、DTPも補佐的にやってほしい。
そして当然、クライアントとの折衝やプレゼンなどもやりますし、将来的にはディレクター的立場で頑張って欲しいとのことでした。
お給料は、「必要最低限、これだけは欲しい、という額はありますか?」と聞かれて「・・・さ・・・30万円」と答えたのをふまえて30万円でした。
残業代20時間分は含めだそうです。※これは残業をやってもやらなくても30万円と言う基本給に含めると言うこの業界で良くある形態です。
20時間以上やればその分は別途支給だそうです。
ただ、研修期間が3ヶ月ありその間は27万円だそうです。
う~ん・・・僕は中途採用ですし、経験者ですから、これは納得できませんでした。
しかもボーナスは設定自体が無く、6月の決算で売り上げが出ていれば支給されると言うことでした。
つまり、確約されているのは年収360万円ということです。
これをどうとらえるか、悩みどころです。
重たい気持ちを抱えながら、次に、E戸川橋の会社に向かいました。
ここもウェブの会社です。
面接担当は前回の人ではなく、お偉いさんであるとのことで僕は緊張していました。
しばらく待たされた後、面接の場に現れたのは、野球選手の新庄と韓流スターのヨン様を足して二で割ったような、ごつくてがっちりしていて色黒だけど優しい顔の男性でした。
この人はおそらく現場の監督さんなのでしょう、肩書きで言えばウェブプロデューサーなのかもしれません。
デザインに関して具体的な話を聞きたがってましたが、いくら僕が説明してものれんに腕押しと言う感じでまったくかみ合いませんでした。
最終的にお給料の話になり、もう無理だろ・・・ってヤケになっていた僕は「月給35万円でお願いします」と言いました。
すると彼はにっこりしながら「そうですよねぇ、コレくらいのお年で、ご家族もいらっしゃるし、最低でもそれくらいは必要ですよねぇ~」と言いました。
そして、緊張の時間は終わりました。
結局僕は、内定を貰えた訳でもなく、希望するお給料をもらえそうな訳でもなく、またしても宙ぶらりんな感じで、気持ちは落ち込みまくり、冴えない顔でO塚駅に向かいました。
僕のウキウキは一瞬ではじけてしまいました。
あんなに喜んでいた自分が恥ずかしい。
二次面接を受けた会社二つ。
まずはA布十番の会社さんです。
僕はここが一番気に入っていました。
規模が大きすぎないのと、面接をしてくださった社長さんとなんとなく気が合いそうだったからです。
今回は、実際にどんな仕事をするのかとお給料の話をしました。
僕がやることは、僕が出来ることを全てすると言う感じでした。
ウェブデザインをやり、イラストを描き、フラッシュもやり、DTPも補佐的にやってほしい。
そして当然、クライアントとの折衝やプレゼンなどもやりますし、将来的にはディレクター的立場で頑張って欲しいとのことでした。
お給料は、「必要最低限、これだけは欲しい、という額はありますか?」と聞かれて「・・・さ・・・30万円」と答えたのをふまえて30万円でした。
残業代20時間分は含めだそうです。※これは残業をやってもやらなくても30万円と言う基本給に含めると言うこの業界で良くある形態です。
20時間以上やればその分は別途支給だそうです。
ただ、研修期間が3ヶ月ありその間は27万円だそうです。
う~ん・・・僕は中途採用ですし、経験者ですから、これは納得できませんでした。
しかもボーナスは設定自体が無く、6月の決算で売り上げが出ていれば支給されると言うことでした。
つまり、確約されているのは年収360万円ということです。
これをどうとらえるか、悩みどころです。
重たい気持ちを抱えながら、次に、E戸川橋の会社に向かいました。
ここもウェブの会社です。
面接担当は前回の人ではなく、お偉いさんであるとのことで僕は緊張していました。
しばらく待たされた後、面接の場に現れたのは、野球選手の新庄と韓流スターのヨン様を足して二で割ったような、ごつくてがっちりしていて色黒だけど優しい顔の男性でした。
この人はおそらく現場の監督さんなのでしょう、肩書きで言えばウェブプロデューサーなのかもしれません。
デザインに関して具体的な話を聞きたがってましたが、いくら僕が説明してものれんに腕押しと言う感じでまったくかみ合いませんでした。
最終的にお給料の話になり、もう無理だろ・・・ってヤケになっていた僕は「月給35万円でお願いします」と言いました。
すると彼はにっこりしながら「そうですよねぇ、コレくらいのお年で、ご家族もいらっしゃるし、最低でもそれくらいは必要ですよねぇ~」と言いました。
そして、緊張の時間は終わりました。
結局僕は、内定を貰えた訳でもなく、希望するお給料をもらえそうな訳でもなく、またしても宙ぶらりんな感じで、気持ちは落ち込みまくり、冴えない顔でO塚駅に向かいました。
なんといいますか、僕も自分なりに苦労しました。
ここ数ヶ月間の努力は、ここ数年眠っていた自分の能力をフルに発揮した気がします。
それでも、僕が想像していた最悪の状況よりはだいぶマシでした。
転職サイトやさまざまなネットの情報交換掲示板等で見る悲惨な光景。
30歳後半からの転職・就職は本当にきつい状況のようです。
僕からしてみると、そんな状況になった自分をこのブログでさらけ出して、見ている人を和ませようと言うのが目的だったんですが、運良く、早期に内定が一件取れ、その会社との関係を良く吟味する時間を設けることも出来ました。
そして、今日、最終面接が2件あります。
1件は「条件面を話し合いましょう」とのことですので、僕が贅沢を言わなければ内定は取れるでしょう。
もう1件は行ってみないと分かりませんが、最終面接でお偉いさんと面接のようですので、とにかくお金の話にはなるでしょう。
上手くすれば内定が取れそうな気はしています。
現状を鑑みるに、転職活動2ヶ月半で3件内定が取れたら上出来だと僕は思います。
そりゃぁ、夢を抱いた新卒者が狙って行くような大企業ではありませんが、それでも僕にしてみれば十分に魅力的な企業さんたちです。
仕事もそれぞれやりがいや展望を感じます。もちろん不安もあります。
あとは、実生活上必要な「お金」が問題です。
仕事は夢や希望が原動力ではありますが、生活費をそこから捻出する以上、夢や希望だけではやっていけません。
それはある意味「老い」なのかな?と僕は思います。
生活を背負っていようが何だろうが、信じた夢に飛び込んで行く人も居ますし、そう言う人を羨ましくも思います。
僕は夢を追いません。
だから、今日の二次面接、僕のスキルを企業さんたちがいくらで買ってくれるのか、僕に取ってはそれが大問題な訳です。
ここ数ヶ月間の努力は、ここ数年眠っていた自分の能力をフルに発揮した気がします。
それでも、僕が想像していた最悪の状況よりはだいぶマシでした。
転職サイトやさまざまなネットの情報交換掲示板等で見る悲惨な光景。
30歳後半からの転職・就職は本当にきつい状況のようです。
僕からしてみると、そんな状況になった自分をこのブログでさらけ出して、見ている人を和ませようと言うのが目的だったんですが、運良く、早期に内定が一件取れ、その会社との関係を良く吟味する時間を設けることも出来ました。
そして、今日、最終面接が2件あります。
1件は「条件面を話し合いましょう」とのことですので、僕が贅沢を言わなければ内定は取れるでしょう。
もう1件は行ってみないと分かりませんが、最終面接でお偉いさんと面接のようですので、とにかくお金の話にはなるでしょう。
上手くすれば内定が取れそうな気はしています。
現状を鑑みるに、転職活動2ヶ月半で3件内定が取れたら上出来だと僕は思います。
そりゃぁ、夢を抱いた新卒者が狙って行くような大企業ではありませんが、それでも僕にしてみれば十分に魅力的な企業さんたちです。
仕事もそれぞれやりがいや展望を感じます。もちろん不安もあります。
あとは、実生活上必要な「お金」が問題です。
仕事は夢や希望が原動力ではありますが、生活費をそこから捻出する以上、夢や希望だけではやっていけません。
それはある意味「老い」なのかな?と僕は思います。
生活を背負っていようが何だろうが、信じた夢に飛び込んで行く人も居ますし、そう言う人を羨ましくも思います。
僕は夢を追いません。
だから、今日の二次面接、僕のスキルを企業さんたちがいくらで買ってくれるのか、僕に取ってはそれが大問題な訳です。