アンモニア  いろいろな記述式3問  平4・平成20年代教材で作成 / アンモニアは地球を救う? | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

今年2月の投稿に、記述式問題の新作3問を追加しました。

 

 

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 ↓2021年2月中旬に投稿した内容

 

脱炭素社会への希望の星・アンモニアは地球を救う?

 2021年2月7日・11日の新聞記事より

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 無戸籍者関連で、重苦しい話題が続いてしまいました。

たまには、明るい話題を取り上げましょう。

 

 アンモニアは、窒素と水素の化合物ですが、

悪臭とか有害とか老廃物とか、あまり、いいイメージがありません。

 しかし、水素と同様に、燃やしても二酸化炭素を排出しないので、

火力発電の燃料として期待されているそうです。

 

 資源エネルギー庁のサイト

 

 

 クリーン燃料アンモニア協会のサイト

https://greenammonia.org/#activity

 

 

 液体として貯蔵する場合、

水素は、マイナス255℃くらいに冷やさなければなりませんが、

アンモニアは、マイナス35度くらいに冷やせば足りるので、

そのぶん、貯蔵や運搬の負担が少なくてすむようです。

 

 これまでは、「エコな燃料」としては、水素が主役で、

アンモニアは、その陰に隠れがちでした。

アンモニアに注目したのは、経済産業省の、資源・燃料部だったそうです。

 

内閣府が進めていた研究開発事業では、アンモニアの利用は、

もともとは、「水素を運ぶための手段」にすぎなかったそうです。

上記のとおり、水素よりもアンモニアのほうが、輸送の負担が少ないので、

「いったんアンモニアにして輸送する」という手段を考えたわけです。

 

 そして、研究チームは、

「もしかしてだけど、それなら、いっそのこと、

アンモニアを直接燃料に使うほうが、簡単なんじゃないの?」

・・・というふうに考えたそうです。

 

 ただ、実用化には、ハードルがあるようです。

安定した供給網の確立は、まだまだこれからですし、

発電コストは、水素よりは安いものの、石炭火力よりは高く、

燃焼時に出る有害な窒素酸化物(ノックス)も、地味に厄介です。

 

とはいえ、うまくいけば、原発に頼らなくてもよくなったり、

政府の目標(温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする)達成の

原動力にもなりそうです。

 

 

 

 

↑ 2021年2月中旬に投稿した内容 ↑

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アンモニア  いろいろな記述式3問   平4・平成20年代教材で作成

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アンモニアの構成  語群作文1問  平4・平成20年代教材で作成

 

H3の3は、小さい3だと思ってください(便宜上、そうみなします)。

 

<語群>

アンモニア  化学式  原子

個  H3  化合物  素

 

類題:

 

 ヒント

アンモニアは、●●●●●●●●●●●●の化合物で、化学式は●●●である。

 

解答例  37字

アンモニアは、窒素原子1個と水素原子3個の化合物で、化学式はNH3である。

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アンモニアの集め方  正誤判別1問  平成4年教材で作成

 

<◯×例題>

発生させたアンモニアを容器に集める場合、

下方置換法や水上置換法よりも上方置換法が適している。

 

類題:

 

 ヒント

●●よりも●いので下方置換法●●●●、水に●●●●●ので水上置換法●●●で、●

 

解答例  40字

空気よりも軽いので下方置換法は使えず、水によく溶けるので水上置換法もダメで、◯

 

 備考

アンモニアの水溶液(アンモニア水)は、アルカリ性です。

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 ハーバー・ボッシュ法  説明作成1問   平4・平成20年代教材で作成  

 

ハーバー・ボッシュ法(ハーバー法)とは、簡単にまとめると?

 

類題:

 

 ヒント

●●・●●のもとで、●●を用い、●●●●を反応させ、アンモニアを●●する方法。

ハーバーにより●●●●が行われ、ボッシュにより●●●●●た、アンモニア●●●

 

解答例  40字

高温・高圧のもとで、触媒を用い、窒素と水素を反応させ、アンモニアを合成する方法。

ハーバーにより基礎的研究が行われ、ボッシュにより工業化された、アンモニア合成法。

 

 備考

2つ目の解答例は、広辞苑第六版より引用させていただきました。

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 ちなみに、2021年8月25日の新聞記事によると、経済産業省が、

石炭の代わりにアンモニアを使う発電技術の開発などについて、

最大688億円を配分するそうです。

脱炭素社会に向けた技術開発を後押しする政府の2兆円基金から、

配分するらしいです。

 

 

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