取締役の裏切り  いろいろな記述式6問   主に平成20・21教材で作成 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

取締役の裏切り  いろいろな記述式6問   主に平成20・21教材で作成

____________________________________

肩書きに注意!  設問逆行1問   平成1・21教材で作成

 

<正解と根拠条文> さにあらず(会社法354条・421条)。

解説:これらの肩書きを「会社が付した」のでなければ、該当しない。

したがって、会社は、このような者が行った行為については、

原則として、354条や421条の責任を負わない。

 

  ヒント

勝手(自作●●的)に●●長であると●●っている●●役は、●●●●●●役にあたるか。

●●から付されたわけではないのに、「●●」と●●している●●役は、●●●●●●役?

 

 解答例  41字

勝手(自作自演的)に副社長であると名乗っている取締役は、表見代表取締役にあたるか。

会社から付されたわけではないのに、「社長」と自称している執行役は、表見代表執行役?

____________________________________

 表見代表取締役  空欄補足1問   平成1・21教材で作成

 

生徒S:自分で勝手に(会社から付されたわけではなく)、

「社長」や「副社長」などと名乗っている取締役Aや執行役Bは?

先生T:表見代表取締役や表見代表執行役ではないわよ(354・421条)。

だから、会社は、AやBが行った行為につき、

    その相手方(会社から見れば第三者)が善意であっても、

<40字程度で>、354条や421条の責任を負わないわよ。

 

 ヒント

●●●がそれらの●●を●●っていることを●●ながら●●していたなどの●●がない限り

●●●がそのような●●●を●●していることを●●ずくで●●していたような場合を除き

 

 解答例  41字

AやBがそれらの名称を名乗っていることを知りながら放置していたなどの事情がない限り

AやBがそのような肩書きを使用していることを承知ずくで黙認していたような場合を除き

___________________________________

 忠実義務(会社法355条)   条文訂正1問

平成20・23教材で作成(2020年イーガブで確認)

 

 <ウソ条文 : 会社法355条>

取締役は、法令及び定款並びに総会屋のご意向を遵守し、

物言う株主のため忠実にその職務を行わなければならない。

 

ヒント

「●●●の●●●」を「●●●●の●●」に、「●●●●●」を「株●●●」に変える。

 

解答例  40字

「総会屋のご意向」を「株主総会の決議」に、「物言う株主」を「株式会社」に変える。

____________________________________

取締役は1人でOK?  空欄補足1問  主に平成20~26教材で作成

 

生徒S:発行済株式総数の約7割が譲渡制限株式(2条17号)であるA社は、

    機関設計が、「株主総会と、取締役1人のみ」で足りますか?

先生T:一部でも譲渡制限のない株式がある以上、A社は、<40字程度>わよ

    (2条5号・2条7号・326条・327条1項・331条5項)。

生徒S:331条の5項は、以前(改正前)は、「4項」でしたね。

 

  ヒント

●●会社なので、●●●●●置かなければならず、●●役は●人●●でなければならない

●●会社にあたるから、●●●●設置会社にあたり、●●役の員数は●●●●必要になる

少なくとも、●●●会ならびに●●役(●人●●)および●●●●を設置する義務がある

 

  解答例  40字

公開会社なので、取締役会も置かなければならず、取締役は3人以上でなければならない

公開会社にあたるから、取締役会設置会社にあたり、取締役の員数は3人以上必要になる

少なくとも、株主総会ならびに取締役(3人以上)および取締役会を設置する義務がある

____________________________________

取締役VS会社  空欄補足2問  主に平成20~26教材で作成

 

生徒S:平成22 問37 肢3 のように、取締役会設置会社 B社が、

    取締役 C や執行役 D の住宅ローンの保証人になる場合は?

先生T:< ア >よ(356条1項・365条1項・419条2項)。

生徒S:では、当該取引(保証契約)後は、どうですか?

先生T:C や D は、< イ >わよ(365条2項・419条2項)。

 

 ア ヒント

●●●●取引(B社とCやDの●●が●●する取引)だから、●●●会の●●●●が必要

CやDは、●●契約につき●●な●●を●●し、●●●●の●●を受けなければならない

B社の●●を害するおそれがある●●は、●●●●であっても、●●●●の●●を要する

 ア 解答例  40字

利益相反取引(B社とCやDの利益が相反する取引)だから、取締役会の事前承認が必要

CやDは、保証契約につき重要な事実を開示し、取締役会の承認を受けなければならない

B社の利益を害するおそれがある取引は、間接取引であっても、取締役会の決定を要する

 

 イ ヒント

●●●●、当該●●についての●●な●●を●●●●に●●しなければならない

 イ 解答例  36字

遅滞なく、当該取引についての重要な事実を取締役会に報告しなければならない

____________________________________