人権と雇用  空欄補足2問・正誤判別1問  平成14・20・21・26教材で作成 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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40字程度の記述式問題(会話特定・キーワード組合せ・空欄補足・クロスワード穴埋め・語群作文・条文訂正・正誤判別・説明作成・設問逆行)や、
文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

こちらの記事↓を、参考にさせていただきました。

人権と雇用  空欄補足2問・正誤判別1問   平成14・20・21・26教材で作成

 

 参考判例 (裁判所ウェブサイト)  
昭48.12.12  http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51931
昭56.3.24   http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=56345
類題:平成18行政書士試験 問3  など
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生徒S:企業が、思想・信条を理由に雇い入れを拒んでも、
     憲法19条(思想・良心の自由)に違反しないんですね。
先生T:なぜなら、<40字程度で>からね(昭48.12.12)。
   
 ヒント
●●の●●規定は、原則として、●または●●●●と●●との関係を規律するものである
憲法第●章の規定は、●●条などを除き、●●●●の関係に●●●●されるものではない
●●は、原則として、●●の●●(いかなる者を●い入れるかを●●する●●)を有する

 

 解答例   40字
憲法の人権規定は、原則として、国または公共団体と個人との関係を規律するものである
憲法第3章の規定は、28条などを除き、私人相互の関係に直接適用されるものではない
企業は、原則として、雇用の自由(いかなる者を雇い入れるかを決定する自由)を有する
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 <◯×例題>
思想および良心の自由の保障は、内心の領域にとどまる限り絶対的なので、
企業が思想や良心を調査することは、憲法19条に違反し、許されない。

 

 ヒント
憲法19条は●●●●は●●には●●されず、●●は●●の●●を有するから、●。

 

 解答例  38字
憲法19条は私人間には直接には適用されず、企業は雇用の自由を有するから、×。
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 <◯×例題>
判例は、女子の若年定年制を定めた就業規則を、「性別のみによる不合理な差別を定めており、憲法14条1項(法の下の平等)に違反し、(当該部分は)無効である」とした。

 

生徒S:×誤ですね。 ヒッカケ問題ですね。
先生T:<40字程度で>からね(昭56.3.24)。

 

 ヒント
●●●●説により法の下の平等の●●が●●されたけど、無効の●●の●●は●●90条だ
就業規則は●●(●●)間の問題であって、憲法14条1項が●●●●された●●●●●●
●●14条1項に●●に●●ではなく、●●90条(●●●●の規定)により●●とされた

 

 解答例  41字
間接適用説により法の下の平等の趣旨が反映されたけど、無効の直接の根拠は民法90条だ
就業規則は私人(労使)間の問題であって、憲法14条1項が直接適用されたわけではない
憲法14条1項に直接に違反ではなく、民法90条(公序良俗の規定)により無効とされた
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