行政強制  いろいろな記述式7問   主に平成20年代教材で作成 | 記述式九つの型 (第1の型から第9の型まであります。それぞれの型のルールについては、プロフィールをごらんください。)

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文章理解(国語)の問題を、作成・投稿しています。
なお、投稿の年月日および根拠教材の年代には、ご注意ください。

 行政強制  いろいろな記述式7問    主に平成20年代教材で作成

 

2019年9月、2問(強制徴収)投稿

2020年6月19日、2問(即時強制)追加

2020年6月22日、さらに 3問追加

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 行政強制  キーワード組合せ1問  平成18~26教材で作成

 

ア)代執行      1)行政上の強制執行に含まれる
イ)執行罰      2)行政上の強制執行に含まれない
ウ)直接強制   
エ)強制徴収     
オ)即時強制     

  

A)義務の不履行を前提とする     a)義務の履行の確保を目的とする

B)義務の不履行を前提としない    b)義務の履行の確保を目的としない

 

類題:平18 問43 ・ 平16 問10

 

 ヒント

●●●●●●と●●。ア●A●、イ1●●、ウ●●●、エ●●a、オ●●●

 

解答例  36字

行政強制の種類と概要。ア1Aa、イ1Aa、ウ1Aa、エ1Aa、オ2Bb。

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 直接強制とは?  説明作成1問  平成18~26教材で作成

 

「直接強制」とは、どんなこと?

 

類題:平18 問43

 

 ヒント

●●を●●しない者の●●や●●に直接●●を加え、当該●●の●●を●●すること。

 

 解答例  39字

義務を履行しない者の身体や財産に直接実力を加え、当該義務の内容を実現すること。

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 直接強制VS人権  語群作文1問  平成18~26教材で作成

 

<語群>強制  限定  侵害  人権  性質  直接

    おそれ  ある  ない  その

 

類題:平7 問36 肢3

 

 ヒント

●●●●は、その●●上、●●●●となる●●●●あるため、●●的に●●られてい●●●●ない。

 

 解答例  45字

直接強制は、その性質上、人権侵害となるおそれがあるため、限定的に認められているにすぎない。

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強制徴収と国税徴収法  正誤判別1問   平成18・21・23教材で作成
 
 <◯×例題>
行政上の金銭債権の強制徴収については、国税徴収法がその一般法であり、
他の法律に特別の定めがない限り、当然に国税徴収法の規定が適用される。

 

参考条文:地方税法48条・地方自治法231条の3第3項・行政代執行法6条
類題:平4 問36 肢2・平6 問35 肢5 

 

 ヒント
●●債権の強制徴収を定める同法は、●●●●●●の●●法●●●●ため、妥当で●●。
●●債権以外の場合、「●●●●●●の●●●●」などの●●規定が必要なので、[   ]。
強制徴収についての●●法はなく、●●●●の債権には●●には●●●●●●から、●。

 

 解答例  40字
国税債権の強制徴収を定める同法は、強制徴収全般の一般法ではないため、妥当でない。
国税債権以外の場合、「国税滞納処分の例による」などの準用規定が必要なので、誤り。
強制徴収についての一般法はなく、国税以外の債権には当然には適用されないから、×。

 

 ゴロ(どっちの滞納処分の例によるか)
大黒様   蒸気機関車で旅行   地方へ
 代執行の費用は国税          行政代執行法6条
 条例・規則違反の過料は地方税    地方自治法231条の3第3項
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 強制徴収VS民事手段  説問逆行1問   平成18・21・23教材で作成

 

 <正解と解説>
ダメ(できない)。 強制徴収OKな場合、民事手段はNG。
判例(↓ 昭41.2.23   裁判所サイトより) は、
  https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=53878
「せっかく、より簡易迅速な手段があるんだから、それを使えばいいだろ!」
というニュアンスである。

 

類題:平11 問35 肢5

 

 ヒント
強制徴収が●●な●●上の●●●●は、●●●●上の債権と●●の執行手続を執ることが?
行政上の●●債権は、●●●●の●●にかかわらず、●●所に●●を●●して実現できる?
公法上の●●債権は、●●上の強制徴収と●●上の●●●●を、●●に●●してよいのか。

 

 解答例  41字
強制徴収が可能な公法上の金銭債権は、一般私法上の債権と同様の執行手続を執ることが?
行政上の金銭債権は、強制徴収の可否にかかわらず、裁判所に訴えを提起して実現できる?
公法上の金銭債権は、行政上の強制徴収と民事上の強制執行を、自由に選択してよいのか。
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 即時強制の目的や根拠  正誤判別1問   平成18~26教材で作成

 

 <◯×例題>
即時強制は、義務を履行しない者に対しその義務の履行を強制するものであり、
人権侵害のおそれがあるため、法律の根拠が必要とされているから、
条例を根拠規範として即時強制を行うことは、許されない。

 

 ヒント 
義務の不履行●●●●●●、義務の履行の●●●目的●●●、条例●根拠とな●●●ので、●。

 

 解答例  43字 
義務の不履行を前提とせず、義務の履行の確保を目的とせず、条例も根拠となりうるので、×。
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 即時強制VS泥酔者  正誤判別1問   平成18~26教材で作成

 

 <◯×例題> 
即時強制には、身体の自由に対するものもある。

 

解答・解説(正誤・大雑把な理由)を、「泥酔者」という言葉を使用して、40字程度で記述してください。

 

参考条文:警察官職務執行法3条1項
類題:平16行政書士試験 問10 肢エ 

 

 ヒント
妥当で●●(たとえば、●●●が●●●や●●などを●●署等へ運んで●●する●●)。
●●上に●の●になっている●●●を●●●が●●する行為も即時強制で[       ]。
●●法3条1項●●●く●●●●●の●●は、身体の自由に対する●●強制なので、●。

 

 解答例  40字
妥当である(たとえば、警察官が泥酔者や迷子などを警察署等へ運んで保護する行為)。
道路上に大の字になっている泥酔者を警察官が保護する行為も即時強制であり、正しい。
警職法3条1項に基づく泥酔者などの保護は、身体の自由に対する即時強制なので、◯。
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