先週末、ある予定のために東京~大阪間を往復しました。
走破した距離は約1100km超で、ナラシ走行に適した長距離ドライブとなりましたので、そのときの感想を自分なりに書いてみます。
まず、高速ドライブフィール(サスペンションはAUTOモードで設定)に関してですが、クルーズコントロールを使ってじっくりクルマの挙動を感じてみると、突き上げ感のマイルドさであったり、直進安定性などといった、車格なりの「乗り心地のよさ」を体感できます。
ただ、上記とは矛盾するかもしれませんが、まだ若干の硬さを感じるのは突き上げ感です。
突発的な入力に対して、それなりの突き上げを感じるならまだしも、比較的浅い突き上げに関しても、減衰しきれない微妙な力がボディ全体を刺激するのがわかります。
試乗車で高速を走ったとき(用賀~川崎IC往復)は、これほど感じることは無かった気がするのですが、まだ慣れきっていないのかな、という理解でいます。
同時にボディの剛性感は、さすがにグラスルーフなりの挙動(車体のブレ)を示すことがわかってしまったのが少し残念です。。
もちろん普段の走行でまったく気にならないレベルで、高速道路上(阪神高速)での高速コーナーであったり、市街地でのきつめのカーブでは、全体バランスがとれた非常に上品な味付けであることは明確です。
プジョーは407になって、しかも3.0モデルのカヤバ製電子制御サスペンションになって、方々のメディア関係者からは、これは猫足ではない、走りがドイツ車的で面白みが無い、といった話も聞こえてきますが、個人的には、「猫足」という言葉自体気にしてないわけで、ひとつのクルマとしてまとまっていれば、それでいいわけです。
確かに言われるようにいわゆるドイツ車的な味付け、と言われればそんな気もします。
ただ、(幸いな機会として試乗したことのあるクルマを例に挙げますが)
アウディA6アヴァントほどの均等な走り・作りとバランスの取れた上質感は無いにせよ、
メルセデスのEクラスステーションワゴンほどの際立った質実剛健性は無いにせよ、
BMWの5シリーズツーリングほどの一貫したドライビングプレジャーは無いにせよ、
これらとはまったく異なった路線で、プジョーとしての答えがこの407SWにはあります。
現代におけるクルマ作りをした結果として、いわゆるドイツ車的になった、というのであれば、それはむしろ歓迎すべきことであり、嘆く要素ではまったくありません。
逆に先にあげた3台の悪い部分をいえば、
A6=つまらない
Eクラス=No個性
5シリーズ=なんだか疲れる
という印象を持っている私としては、心地よいくらいの「緩さ」を持った、プジョー407SWが最適な選択肢です。
※もちろん、予算面ではまったくレンジの違う車種たちですので、比較対象にしてはいけないのかもしれませんが・・
#余談ですが、純粋にクルマ自体をみれば、メルセデスのE350 STATIONWAGON AVANTGARDE(スポーツパッケージ)の総合パッケージバランスは秀逸だと思っています。でも高すぎで407SWの倍以上しますので、まったく雲の上の話ですが。。。
さて、気になる燃費ですが、満タン法でざっくりと下記の通りでした。
往路:約10km/L ※基本的に「ぬぬわ」km巡航
復路:約8.9km/L ※基本的に「ぬあわ」km巡航
まぁ、こんなものでしょうか。
今後、少しは改善してくれることを望みます。
