『好きだ』

愛すべきバカが吠える
人生惚れたもん勝ちならしい
愛すべきバカが笑う
お前はだから勝ち組だ

好きって気持ちをこねくりまわして
悲しい形に変えないで
好きって気持ちはそのままでっかく
キレイな形で叫ぶんだ

好きだ好きだ好きだ
何度だって誰にだって胸張って叫ぶ
だってだってだって
めちゃくちゃ凄いんだよ人を想えるって
僕は僕は僕は
何も恥ずかしくなんかないよ君が好きなんだ


愛すべきバカが怒る
もう好きじゃないなんて嘘だろ?
愛すべきバカが悲しむ
お前はそれじゃ負け組だ

好きって気持ちを考え過ぎてわけわからなくならないで
好きって気持ちを押さえ付けて悲しみの海に沈めないで


好きだ好きだ好きだ
何度だって誰にだって胸張って叫ぶ
だってだってだって
めちゃくちゃ凄いんだよ人を想えるって
僕は僕は僕は
何も恥ずかしくなんかないよ君が好きなんだ

『土砂降り』

土砂降りの街を歩く
五月雨レディー
土砂降りの心
さす傘もなくびっしょり

強がりな君の口癖は
大丈夫平気
弱さ出さない姿
明るくてシャイニング

かわいい君は笑顔振り撒いて
いつだって人気ものだね

何かが足りなくて虚無感
何だろうでもわからないの
求めちゃいけない気がして
みんなのことが大好きよ
おいてけぼりの
スマイリン、スマイリン、エンジェル


今日もはじけてるね
キラキラガール
なるほど人目を
惹くわけだキュート

無防備なその笑顔に
計算はないね
心奪うつもりもなく
罪深きハンター

かわいい君は自分をかくして
いつだって人気ものだね

何かが足りなくて虚無感
ほんとは気付いているのかも
だけどねあれはもう過去なの
みんなのことが大好きよ
虜にしちゃいます
スマイリン、スマイリン、エンジェル

違うはあなたじゃないのよ
私を誰か抱きしめてよ
誰でもいいわけじゃないの
大事な人がわからないの
土砂降りにお願い
クライン、クライン、エンジェル
『ステキ引力』

ニュートンも知ってたのかな
恋ってやつも落ちるものだって
それなら良くできた科学者だ

庭先で林檎が落ちたそんなことに
どうしてハテナがうかんだんだろ
目の前の当たり前がそうじゃなくなる瞬間
どんな気分でむかえたんだろ
心はわくわくドキドキしてたのかな


君と会うのも、おしゃべりするのも、じゃれ合うのも
当たり前に過ぎてたけど
いつかな、あれはいつかな、いつだったかな
頭の中にとてもステキなハテナが浮かんで
気づいたら、あれなんでだろ、おかしいなもうこればっかりだよ
この真っ赤なハテナを解明したくて君を見つめる


ニュートンは見つけたんだね
林檎が落ちてくからくりを
やっぱりよくできた科学者だ


欲張りなこの星は何でも引っ張っているらしい
どうしてそんなふうに思えたんだろ
あの林檎はぴっとり張りついたまま動かないね
どんな気持ちでそこにいるんだろ
嬉しくてわくわくドキドキしてるのかな


君もそうだよ、ねぇ気づいてる?、きっと無意識だね
私の全部をひっぱってる
どうしよう、もうどうしよう、どうしたらいいの
きっと何かの法則通りどうすることもできないね
気持ちままに、想いのままに、思うままに
あの林檎も私と同じ
頬を真っ赤に染めて抑えきれずに抱きついた
熟れた林檎は、君に落ちたの、それはまっすぐに、そうまっすぐに


ステキ引力