何のことかは教えないがスゲー
自分が一番嫌っている冷たい人間になりかけている
自分の微々たる痛みには尋常じゃない程に訴えるくせに他人の耐え難い苦痛には見向きもしない

少し前の自分はそんなじゃなかったはず
なんて考えは自惚れに過ぎなかった

優しい人だと思われてたくさんの貸しを作り都合のいい駒を増やしたい何かを支配したい
そんな悪意がどこかにある
小学生の頃は心から人を心配できていた
いつからだろう
泣いている女の子の頭を撫でることができなくなってしまったのは
自分が自分じゃなくなっていくのがじわじわと伝わってくる
怖くて怖くて仕方がない