昨日のNHKスペシャルをご覧になった方も多いと思います。
「精子力クライシス」として、最近「受精して妊娠を成功させる力=精子力」が衰えている男性不妊が増えている、という内容でした。
欧米人の精子数がここ40年で半減しているが、日本人の精子数は欧州4ヶ国との比較で最低レベルにあり、国家存亡のレベルになっているという、ショックな内容でした。
今は6人に1人が自然妊娠に必要だとする基準(精子の数・運動率)に満たない状態で、見た目は元気でもDNAが傷つき、不妊となるケースがあることも分かってきました。
こうした質の悪い精子の場合、たとえ妊娠出来たとしても、子供の健康に悪影響を与えるリスクがあるそうです。
「精子力」がなぜ落ちてしまったのかは、まだ原因がハッキリとしませんが、食生活やストレス、タバコやアルコール等の影響が大きいと考えられています。
「精子力」はまさに生命力そのものに直結しています。当店でも最近、男性不妊の相談が増えてきていますが、例え男性に問題がない場合でも、ご夫婦一緒に治療された方が妊娠確率が高まるようです。
「精子力」は漢方では正に「腎」の力そのものと考えています。「腎」の力をアップするには「補腎薬」を良く使いますが、これは漢方でしか補うものがありません。特に男性の「補腎薬」には海馬(タツノオトシゴ)や鹿茸(ロクジョウ)等の動物生薬を配合した漢方薬を良く使います。
「補腎薬」によって「精子力」が高まって運動率が上がり、無事に妊娠された方も沢山いらっしゃいます。
やはり男女共に「腎」は妊娠のための、さらには生命力アップの基本となるようです。