漢方薬局・はり灸治療院〈こころ〉です。
気滞(きたい)
前回、ストレスと不妊の関係を載せましたが、
ストレスで気(生命エネルギー)の巡りが悪くなり滞ることを、
東洋医学では「気滞」といいます。
「気滞」が起こると、身体全体の代謝が悪くなりますので、水分代謝や血液の巡りも悪くなります。
気の巡りは自律神経系と直結し、自律神経系はホルモンバランスにも影響しますので、生理周期の乱れや生理痛にも大きく関係してきます。
血液の滞りを瘀血 (おけつ)といいますが、子宮や卵巣の血行不良は「気滞」と「瘀血」の両方が関係します。
当然ですが、この様な状態は結果として妊娠しにくい体質にもなってしまいます。
生理前にイライラしてパートナーに当たったり、憂鬱になったり、むくみや胸が張る、下痢や便秘しやすいなどのPMS(月経前症候群)症状が強い方も「気滞」の可能性があります。
このような時に有効な処方が
加味逍遥散(かみしょうようさん)です。
この処方は気滞と瘀血の両方の滞りを改善してくれます。
気になる方は漢方薬局などに相談していただくとよいでしょう。