前回ブログネタで書いた「セレブの子育て」。

何故突然それを書いたかと言うと、私の大好きなジュリア・ロバーツの映画が17日に公開だったから

なのです。

映画を見に行く前にたまたまネットでジュリアの子供の写真が見たくなり・・そのサイトを発見しました。

 

映画「食べて祈って恋をして 」(eat play love)

 

公開初日に早速観に行って来ました。

子無し時代、出産直前最後を飾るにふさわしい?映画となりました。

自分にとって初めての出産・・は人生においてとても大きな節目です。

私の中では就職よりも結婚よりも、何かこう自分の中で何かが大きく変わるような、そんな経験をこれからするに当たって、どうしても見ておきたかったのです。

 

人には誰にも転機があります。

この映画のヒロイン・リズの場合は、離婚でした。

結婚生活が虚しい。何かが違う。子供が欲しいという気持ちも湧いてこない。

~リズの友人は

「赤ちゃんを持つということは、顔にタトゥを入れるようなもの。それ相当の覚悟がないとだめよ。」と言う。

友人は不妊治療に大金を投じ、妊娠するまで何年もベビー服を買い続けていた。

その友人の子供を授かった喜びに相当するものは、自分にとっては原稿の依頼が来ることだった。~

 

人生に調和を求めるリズ。

彼女はある意味器用で、仕事に恵まれ、友人にも恵まれ何の不満もないように見えます。

でも彼女にとって恋愛や結婚、という事に関してはどうも踏み込めない領域だったみたいです。

私自身にとっては・・今までは「子供を作る」ということが「それ」でした。

結婚生活事態には迷いはなかったけど・・

子供を作る、と今までの生活はどうなるだろう・・私自身どう変わるだろうという漠然とした不安。

30代後半、本当に子供が欲しいと思えるようになるまではそうでした。

 

~自分にふさわしい生き方を探す。

一度立ち止まって自分自身を見つめてみる。

リズは、全てをリセットし、イタリア・インド・バリ島へと旅をする。~

 

旅をするのはお金と時間が要りますが、行き詰った時に、環境を変えるというのは有効な手段ですよね。

環境を変えれば、出会いがあります。

考え方を改める、あるいは何かに気付く、いいきっかけになりますよね。

バリの占い師のおじいちゃんは、その指南役でとてもいい味出してました。

自分自身を取り戻す旅の終着点、バリ島。

ロケーションとしてはばっちりですね。

リズの場合はやはり恋愛によって、自分自身を見失ってしまうのが恐かった。

それを指南役のおじいちゃんが何度か言葉をくれるのでした。

最終的には、「恋愛で調和が崩れる・・ということも調和の一つである」

というようなことを言っていました。

 

何事も成せば成る、って言葉があるけど、まず一歩進まなければ答えは出ないし、

調和・・なんて人生誰しもそんな全て完璧にはいきません。

完璧じゃなくてもいいんだと思います。

上手くいかなくなったら、また立ち止まってちょっと考えればいいし、

自分で「これでいいんだ」と思ったら信じて進んでみようという気になりました。