サウナでととのう心の病気とそうじゃない病気
Saunner(サウナー)のwaiです。今週はサウナが有名なジム「ジェクサー新宿」にはじめて行ってきました。wai@サウナと共に生きていく@3w7aiようやく来れたよジェクサー新宿。ハイスペックな施設は噂通り。プールエリアにまでスチームサウナとジェットスパが付いてたのは驚き。足裏マッサージスパがたまらなく気持ち良かった。花金なのにサ室は人気過ぎて5人待ちの大行列。 https://t.co/Jp2papeMBM2020年10月23日 23:16ジェクサー新宿は過去にプロサウナーが選ぶ極楽サウナBEST5でしきじ、白銀荘に次いで堂々の3位にランクインした実力を持つジムサウナです。 ジェクサーはサウナに力を入れているジムとして、有名で、以前から気になっていました。しかしながら、普通に入会すると毎月9,000円程度かかってしまいます。サウナ好きとはいえ、さすがに躊躇していました。(月に9,000円払うなら、新しいサウナ施設に10回行きたい)でも、実は!JR東日本スポーツ系列のジェクサーは会社で取り扱っているJTBの福利厚生「えらべる倶楽部」の対象で、こちらを利用すれば都度利用(1回:1,650円)で同様にトレーニングマシンとプールとサウナ付きスパが利用できるのです。wai@サウナと共に生きていく@3w7aiえらべる倶楽部でジェクサーの都度利用ができることを知って、喜びで震えが止まらない。気になってた新宿とか、新しくできた板橋とか、温度的には絶対ととのうだろって大宮とか、全部行けちゃう。2020年10月17日 10:46サウナに行くと、銭湯サウナでもだいたい1,000円弱はかかってしまいます。運動もできて、プールも入れて、サウナも堪能できて1,650円なら、かなりお得なんじゃないかと思います。しばらくは東京〜埼玉あたりのジェクサーを転々としながら、サウナをチェックしてくる予定です。笑勤め先の福利厚生に「えらべる倶楽部」がある方は、ぜひ試しに一度行ってみてはいかがでしょうか。 サウナでととのう心の病気、ととのわない心の病気 自律神経失調症 うつ病(鬱病) 統合失調症 引用元・参考文献についてサウナでととのう心の病気、ととのわない心の病気前置きが長くなりました。本題に入ります。(サウナのことは書き出すと止まらない)はじめましての記事で書きましたが、このブログでは自律神経がととのう効果をはじめとする、メンタルヘルスに役立つ内容を中心に発信していきたいと思っています。メンタルヘルスを蝕む、心の病気。自律神経失調症もその1つと言えますが、精神疾患にカテゴライズされる病気は他にもいくつかあります。サウナのメンタルヘルスへの効果を書くにあたって、サウナがどのような心の病気に効果があるのか、最初に整理して置くべきだと思いました。すべてを取り扱うことはできませんが、ここでは代表的な病気の以下についてサウナの効果を考察していきます。自律神経失調症うつ病(鬱病)統合失調症(今後、他の病気についても考察したら追加していきたいと思います。)自律神経失調症自律神経の乱れによって様々な疾患が現れる症状体のバランスを調整してくれる自律神経の均衡が崩れ、身体や心など、さまざまな箇所に不調が訪れる病気です。便宜上「病気」と書きましたが、実は自律神経失調症は実は厚生労働省のガイドラインに記載された正式な病名ではありません。自律神経のバランスが崩れてしまった「状態」であり、それによって様々なつらい症状がでてきます。自律神経失調症になると、例えば以下のような症状が現れます。頭痛耳鳴り疲れ目手足のしびれや痛み関節の痛み胃の不快感や吐き気下痢便秘肩こり筋肉の痛み生理不順頻尿や残尿感精機能不全さらに全身症状として、めまい動機倦怠感疲れやすいフラフラして力が入らない喉の渇きが取れない息苦しいほてり発汗食欲がないよく眠れない朝、起きるのがつらいなどが現れるのも特徴です。自律神経失調症の症状は個人差も大きいです。そのため、上にあげた身体疾患のすべてが現れるわけではなく、いくつか当てはまったら自律神経失調症を疑うことになります。ちなみに私の場合は、身体の首から上の左側半分の神経に朝起きてから寝るまで常に違和感が出るようになり、その違和感が気になってしまって、いろいろなことをまともに考えることができない状態(思考力の低下)になりました。また、初期症状では水をたくさん飲んでいるのに常に口が乾いたり、倦怠感を感じることもありました。自律神経失調症状が出る別の重い病気(シャイ・ドレ-ガ-症候群、パーキンソン病、レビー小体型認知症など)もあるため、診断時は自分で決めつけず必ず医者に診てもらうことが重要です。サウナは自律神経失調症に効果があるサウナが自律神経へ良い働きをすることは自明です。サウナで自律神経がととのうメカニズムの別の記事で詳しくまとめる予定ですが、ここでは掻い摘んで紹介します。まず、サウナ室に入ると体内の血管がじわじわと広がって、交感神経が活発になります。これは、普段は感じない熱さを身体が検知して神経が緊張状態になるためです。その後に水風呂で身体を一気に冷やすと、血管が収縮して体内の血液は心臓へと集まります。このときもまだ、身体はまだ水の冷たさで緊張しているため、交感神経が活発になっています。そして水風呂からあがったあとに、身体に力をいれずリラックスした状態で「休憩」すると、全身の血管が広がりながら、心臓にたまっていた血液が全身へと送られます。このときに、副交感神経が優位となって心身ともにリラックスした状態(俗に言う「ととのった」状態)になり、多幸感に包まれていきます。(サウナで自律神経がととのう仕組みはとても重要なので、別途記事を作成してリンクを貼りたいと思います。)公益社団法人である日本サウナ・スパ協会が発行しているサウナ・スパ健康アドバイザーの公式テキストにも「自立神経失調症」への効果の記載があるくらいです。サウナへ入ることで、自律神経(交感神経・副交感神経)の働きが活発になり、崩れていた自律神経のバランスを取り戻すことが期待できます。当ブログでも、サウナは自律神経失調症に効果が期待できるというスタンスで今後記事を書いていきます。統合失調症統合失調症は気持ちがまとまらなくなる精神疾患統合失調症はよく「気持ちがまとまらない」と表現される精神疾患です。考えがまとまらず心身に不調をきたし、場合によっては幻想や妄想などが見えることもあります。幻覚が見えるのが統合失調症と思われがちですが、このような本来あるはずがない幻が見えるのは統合失調症の中で「陽性症状」と言われるものです。幻覚を伴わない「陰性症状」もあり、この場合は感情表現が乏しくなる、やる気がなくなる、思考力が低下するなどの症状が出ます。さらに「認知機能障害」と言われる、記憶力や注意力、判断力の低下が現れる症状もあります。統合失調症になるとドーパミンが過剰分泌される統合失調症になってしまう原因は、現在の医学でもまだハッキリとはしないそうです。脳の異常によって、脳内物質が異常な状態となるため起きていると考えられています。特に、統合失調症になるとドーパミンが過剰に分泌されることが知られています。ドーパミンはやる気や幸福感を得られる脳内神経物質として有名です。たくさん分泌されたら気持ちがポジティブになるのでは?と思う人もいるかもしれません。しかしながら、ドーパミンには人の感情や理性など心の調整機能を果たす役割もあるのです。そのため、過剰に分泌されると脳の機能が正常に働くなってしまい、思考力の低下や、場合によっては幻覚がなど見えてしまうというわけです。ドーパミンは分泌されると、脳内の神経系(特に報酬系の神経)が活性化されます。ちなみに、このドーパミンの過剰分泌を抑える働きをするホルモンが、精神安定の脳内物質と言われているセロトニンです。サウナで統合失調症が改善されるかは不明治療にはドーパミンの分泌を抑える薬などが使われます。神経が関係している病気ではありますが、サウナの効果が統合失調症に効く文献は今のところありません。そのため、当ブログではサウナは統合失調症に効くかどうかは不明というスタンスで記事を書いていきます。うつ病(鬱病)他の精神疾患が無いが、重度のうつ状態が続く場合最後に、うつ病(鬱病)についてです。うつ病に関する文献を読んでいると「抑うつ状態(読み方:よくうつ状態)」という言葉を良く目にします。これは日常生活で使っている「うつ状態」と同義で、憂うつで気分が落ち込んでいる状態のことを意味します。精神医学では「抑うつ状態」という言葉を使うのが一般的だそうです。このような抑うつ状態が、ある一定レベル以上に重症で、長く続いているような場合に「うつ病(鬱病)」と診断されます。また、似たような病気に「双極性障害(躁うつ病、読み方:そううつ病)」があります。躁(そう)とは気分が高揚してハイテンションである状態のことです。双極性障害は躁状態と抑うつ状態が繰り返されるのが特徴で、要するに気分の浮き沈みがものすごく激しい状態になります。双極性障害は過去に躁うつ病と呼ばれていたため、うつ病と同じものと勘違いされることが多いですが、両者は全く異なる病気です。そのため、うつ病であるかを判断するためには、双極性障害に現れるような躁状態(気分の高揚)が無いかを確認することも重要となります。さらに言えば、自律神経失調症にも統合失調症の症状としても、抑うつ状態(気分の落ち込み)が現れることはあるので、やはり抑うつ状態が認められるからといって「うつ病」と決めつけることはできません。多角的に確認をおこなったうえで、ほかの精神疾患の可能性が認められない場合には、うつ病と診断されることになります。うつ傾向の改善やうつ予防にはサウナが役に立つうつ病には特定の明確な原因があるものではないため、カウンセリングや薬物療法など、治療法のアプローチも一人ひとり異なります。身体の自然治癒力・免疫力を高めて自律神経の働きを活発にするサウナも、うつを改善するための(あくまで1つの)アプローチとして有効だと考えています。実際、サウナ・スパ健康アドバイザーの公式テキストにも、鬱傾向や活力不足の改善にサウナが効果があるという記載があります。当ブログでは、サウナはうつ症状の改善やうつ予防に効果があるというスタンスで今後記事を書いていきます。まとめると、当ブログではサウナのメンタルヘルスへの効果について、今後以下のスタンスで記事を書いていきます。病名効果の有無備考自律神経失調症◎:効果ありうつ病○:効果を期待あくまで1つのアプローチとして統合失調症✕:効果不明引用元・参考文献についてこの記事を書くにあたって書いた自律神経失調症・うつ病・統合失調症の症状・診断についての内容は、厚生労働省のみんなのメンタルヘルス総合サイトを参考にしています。医療関係の情報を書くにあたって、引用元や参考文献を記載することはとても重要だと考えています。今後の記事でも、しっかりと記載していきます。長文、最後までお読みいただきありがとうございました。………追伸アメブロの管理画面に慣れず、記事を書くのにだいぶ時間がかかってしましました。スマホアプリで下書きしながら、最後はPCで調整してアップしましたが、スマホアプリとPCで管理画面の仕様が違うので、見出しやタグの編集にだいぶ苦戦しました。アメブロは見出しや細かいタグ編集など気にせず書きなよよってスタンスなのだと思いますが、性格もあってどうしても気になってしまいますね…。他のみなさんのブログも参考にしつつ、記事編集の効率も少しずつととのえていきます。