おはようございます。ツルカオです。

連日続いた雨で鳴きそびれたのを巻き返すかのように朝から元気に鳴いてる蝉。

蝉の声に想いを馳せることは、夏の楽しみの一つ。

そういえば幼少期は蝉に紐をくくりつけ散歩していたなぁ

今では触るなんてもってのほか！！

洗濯物を干したり取り込む度に蝉がいないことを入念にあたりを確認するのが習慣になってるな。

いつから蝉が苦手になったのだろう？？？

今朝はこれに黙想してみました。

久しく付き合わないでいると、蝉に対しての感覚が鈍り予期せぬ行動に対処できず、突如向かって来る経験を繰り返すうちに「苦手」と学習を積んでいきました。

ヨガの教え話に、暗闇にあるロープを蛇と間違え大騒ぎするお話があります。

光をあてよく見ればロープとわかり大騒ぎすることないのに、よく見ずに今まで経験した記憶を頼りに妄想を膨らませ恐怖心に栄養を与え慌てふためく行動をとってしまう。

人は自分の都合よい方向に物事を解釈する習性があるそうです。

その習性を見極め「ヴィベーカ」することで、感情をコントロールする力を養っていく。

コントロールすることで、本当にしたいことへエネルギーを費やせるようになるという教えです。

私はまんまと習性と経験値から、蝉＝怖いと「思い込み」蝉の行動にビクビクするようになったのだと判明。

スッキリしたけど蝉を克服できる気はしない。

だって肝心なワクワクする要素が残念ながら湧かないんだもん。

他のワクワクする物事から見極めを深めていくうちに克服できたらラッキ～くらいの緩さで、今日も淡々とヴィベーカしながら過ごします。

じっとしてて！と蝉に語りかけながら遠くからピントを合わせ、シャッターを押した渾身の一枚。

ありがとうございます。

夏後半の蝉