でもわかろうとしてなかった部分も
あったことに今気付いた。
カミングアウトできずに皆には
黙って殻にこもって、
ヒントをもらえるかもしれん
同じ悩みを持っている人たちに対して、
偏見を持ってた。
治療してももともとの体格は違うし、
声もなんとなく高めやし、
雰囲気で男性とは違うのがわかる。
周りの男性とは違う。
性同一性障害ってなんなんや?
リスクを負ってまで治療をするべきか
気休めでしかないんじゃないかとか
そんなことばっかり考えてた。
胸を張って性同一性障害ですって
なんで言える?
偏見がいややって言ってる自分自身が
誰よりも偏見を持ってることに気付いた。
口にださんくても自分の考えはいつか、
声にでる、言葉に変わる。
だからそんな考えが消えるぐらい
納得いくまでたくさん知りたい。
性同一性障害に対する自分自身の偏見を、
自分に対する偏見をなくすためには、
知ることしかないと思った。
1mmでもなにか残して進もうとは
今は思わない。いつかひずみがくるから。
足踏み状態で今は進めんくても
その足踏みのおかげでかならず強く
踏みだせるんやろ?
胸をはって自分を大切にして
はやく人のために働きたい!!
自分にうそがなくなったら
今の何100倍も楽しいと思うし、
その何1000倍恩返しをしたい。
どんな形でもいいから
社会に貢献したいと思う。
そんな大きなことじゃなくても、
身近の大切な人たちを元気に
出来ることをしたいと真っ先に
思うと思う。
いまはまだまだ自分のことで
いっぱいいっぱいで情けないけど、
やからその分まっててな!や!

