昨日は転職活動の中で、就職活動との違いを改めて考えた日だったが、今日はさらに深く自分の課題と向き合うことになった。履歴書や面接準備を進める中で、これまでの経験がどれだけ次のステップに繋がるのかを見つめ直す時間が増えている。そんな中で、改めて感じた自分の強みと弱みについて整理してみた。
自分の強みを言葉にする難しさ
午前中、エージェントと初めてのキャリアカウンセリングを受けた。「これまでの経験をどう活かして、どんな仕事をしたいのか?」という質問に答えるのは想像以上に難しかった。
これまで働いてきた中で得たスキルや知識はたくさんあるはずなのに、それをどう言葉にするかとなると考え込んでしまう。「営業スキルがある」「チームをまとめる力がある」と漠然とした表現ではなく、具体的な実績やエピソードで伝えることが必要だと痛感した。
そこで、過去に達成したプロジェクトの資料や、これまで書き留めてきたメモを見返してみた。成功したプロジェクトの背景や、自分が関与した部分、苦労したことなどを振り返ることで、自分の貢献度を改めて確認することができた。案外、忘れてしまっている成果が多いことにも驚いた。
成長を実感した瞬間
午後、転職先の候補となる企業について調べているときに、ふと感じたことがあった。それは、「昔の自分ならこんなに冷静に企業分析をできていただろうか?」ということだ。
就職活動の頃は、企業の規模や知名度ばかりに目が行っていた。でも今は、仕事内容や働く環境、企業文化が自分に合うかどうかをしっかり考えられるようになっている。例えば、福利厚生や働き方改革への取り組み、評価制度など、今の自分にとって重要なポイントを優先的に調べるようになっている。
これも、働く中で自分の価値観や人生観が変わった結果だと思う。昔よりも「自分にとって何が大切なのか」をはっきり言葉にできるようになったことは、社会人として成長した証なのかもしれない。
課題は「新しい挑戦への恐怖」
一方で、成長を感じる一方で自覚した課題もある。それは、新しい環境への挑戦に対する不安や恐怖心だ。
これまで慣れ親しんだ環境を離れることはやはり怖い。新しい職場で自分がどれだけ通用するのか、期待に応えられるのかというプレッシャーが胸を締めつける。特に、転職市場では即戦力が求められることが多いからこそ、「失敗できない」という気持ちが強くなる。
けれど、この恐怖心とどう向き合うかが、今の自分にとって最大の課題だと気づいた。不安を理由に挑戦を諦めるのか、それとも不安を受け入れながら前に進むのか。今日はその岐路に立っている気がした。
まとめ:小さな一歩を大切に
夜、これまでの履歴書やエージェントからのアドバイスを振り返りながら、「明日もまた小さな一歩を進めよう」と決めた。転職活動は長い旅路のようなもので、焦らず一つひとつクリアしていくしかない。
転職活動を通して、自分の強みを再認識し、新たな成長を遂げる機会にしたい。明日は、応募した企業の面接対策に集中する予定だ。新しい自分に出会えるのを楽しみにしながら、少しずつ前へ進んでいこうと思う。