2025.10.14
なだの寺子屋@善立寺にて
演奏・お話しさせていただきました。
テーマは
「兵庫木遣音頭の歴史的魅力と、その１つ・影響を与えた伊勢音頭」。
場所はお寺ですが笑
弥長久、世恰弥成〜。
（いやとこせ、よいやな と読みます）
伊勢信仰や後のお蔭参り・抜け参りのお話、
本家の伊勢音頭や伝播した伊勢音頭についても
実演しながら各曲エピソードを深掘り。
平安末期に謂れをもつ兵庫木遣音頭が
江戸時代に各地の例に漏れず伊勢音頭の影響を受け、
江戸末期〜明治はじめに北前船他
人々の盛んな往来により愛知の俗謡の歌詞を取り込み、
踊りがついてからは110年、戦火震災を越え西出町に残る。
今保存会で一番古い方はたしか
６歳頃から踊りはじめて現在90近く…
民謡人としてはこの価値がいかばかりか！
震えるんやけどなー
と１人で味わっているだけでなく、
言語化して講座としてまとめるきっかけをくださった
松嶋さんに感謝いたします。
他の伊勢音頭のレパートリーも増やすほか、
伊勢信仰やお蔭参りについてもよりよく話せるよう
ブラッシュアップしていきたいと思っています。
余談ですが
講演台に体重かけたらあかんなと思いました苦笑
以降気をつけます…
＆今年はきっとまだ汗をかくだろうと
ノースリーブの着物リメイクカットソーを選んだら
大正解！◎
書いているのはこんな人
翔田 光千穂 / しょうだ みちほ
30歳で津軽三味線・民謡をはじめ、
異例の前のめり集中お稽古を重ね（笑）５年目で翔の会名取に。
自身ができなかったことができるようになった経験をお伝えできる、
生徒さんと同じ目線の講師でありたいと思っています。
お客様と距離の近いステージでの演奏が好きです。
古い唄・こと・ものに出会ったときのときめきが、私のエネルギー源です。