ほとんど知り合いのいない状態で始まった小学校生活。


母親が近所に住む女の子2人に声を変えてくれて初めてお友達ができた。

まおちゃんとともよちゃん。

まおちゃんのおうちは、大きな庭付きで、いつも清潔が保たれており、両親は教師、いつもお母さんは綺麗でニコニコ、週末は決まって家族でお出かけするような絵に描いたような理想ファミリーだった。

自分に勿体無いものばかりでいつも羨ましいと思っていたけど、実はそのお母さんはすごくまおちゃんを叱っていたようで、まおちゃんはストレスで抜け毛がひどくなり、かつらを被って投稿していた。


ともよちゃんのおうちは普通の一軒家におじいちゃん、おかあさん、おばさんと一緒に住んでいて、いわゆるシングルマザーのおうちだった。


どんな家にも様々な事情があるものだ。


私にはそんな2人しかお友達がいないため、毎日のように遊びに誘ってしまうのだが、なんと両家より、うちの宗教により接見NGが出てしまう。


小学一年生に

もう連絡してくるな

と普通に言う親


まあうちの親も悪いんだろうけども。


一生忘れられない出来事の一つになった。