誰の上にも華やかに始まりの鐘が鳴り響く
誰の上にも穏やかに終わりの鐘が鳴り響く
何時鳴るか判らない鐘の音
待ち望まれて待ち望んで華やかに鳴り響いた私の鐘の音
気が付けば私はずっと穏やかな音が頭上に降るのを待ち望んでいるのです
目を閉じて耳を塞いで口を押さえて待っているのです
幸福な想い出が零れ落ちない様にこうして待っているのです
不幸な出来事が入り込まない様にこうして待っているのです
望むのは最高に幸せだった時間と記憶を私の中でだけででも永遠に繰り返す事
鐘が鳴るのはまだでしょうか
些か待ちくたびれました
数秒前なのか数年前なのかも思い出せない思い出にしたくないから思い出さない
輝かしい幸福な私の記憶
誰の上にも華やかに始まりの鐘が鳴り響く
産まれた最初の音を周囲に振り廻らす
誰の上にも穏やかに終わりの鐘が鳴り響く
朽ち逝く最期の音を頭上に振り廻らす
生温い温度を夜明けまで溜め込んだ鉄柵背中に当てて片足ゆらゆら
「ねぇわたしに黒から白へ白から青へ移り行く空は飛べる?」
『いいえわたしに空は飛べません、残念ながら人間ですから。』
一人二役独り遊び
だって誰も返事をくれないから
いつもいつもいつも誰もわたしの問いかけに返事はくれません
目の前にじりじり昇る朝日が熱を再度連れて来る
眩しくて暑くてくらくらするよあと少しできっと
誰かが問いかけてくれたら
「必要とされないなら不法投棄したかった」
『ちょっと眩暈がしたの』
一人二役独り遊びでしか会話をしてないから本音と建前どちらが出るだろう
ゆらゆら揺らしてる片足を止めて手を広げてみて振り返ったら
何だか翼みたいだと思ったし
多分わたしは飛べる気がする
そう思えたから熱がじわりと上がっていく鉄柵から背中を離しただけ。
「ねぇわたしに黒から白へ白から青へ移り行く空は飛べる?」
『いいえわたしに空は飛べません、残念ながら人間ですから。』
一人二役独り遊び
だって誰も返事をくれないから
いつもいつもいつも誰もわたしの問いかけに返事はくれません
目の前にじりじり昇る朝日が熱を再度連れて来る
眩しくて暑くてくらくらするよあと少しできっと
誰かが問いかけてくれたら
「必要とされないなら不法投棄したかった」
『ちょっと眩暈がしたの』
一人二役独り遊びでしか会話をしてないから本音と建前どちらが出るだろう
ゆらゆら揺らしてる片足を止めて手を広げてみて振り返ったら
何だか翼みたいだと思ったし
多分わたしは飛べる気がする
そう思えたから熱がじわりと上がっていく鉄柵から背中を離しただけ。
現実味のない提案
若さ故に言えただろう 貴方の言葉
若くない私はそんな言葉に喜びと不安を抱いて悩んでを繰り返すけれど
一寸先は闇か光か
そんな事は進まないとわからないものだし
臆病者なりに貴方の提案に身を委ねてみようと思えたり
歩く速度が速い貴方と襲い私
歩幅を合わせてくれたり小走りになっても待ってくれたり
そんな風に手を繋いで歩み進んでいけるなら
生来のものなのか歳の所為か気がつけばとても臆病者になったけれど
貴方の提案に乗って進んでみるのもいいんじゃないかなとも思える
だから
私はもう貴方の手を振り解いたり話したりしないから
貴方も私の手を離さないでね
若さ故に言えただろう 貴方の言葉
若くない私はそんな言葉に喜びと不安を抱いて悩んでを繰り返すけれど
一寸先は闇か光か
そんな事は進まないとわからないものだし
臆病者なりに貴方の提案に身を委ねてみようと思えたり
歩く速度が速い貴方と襲い私
歩幅を合わせてくれたり小走りになっても待ってくれたり
そんな風に手を繋いで歩み進んでいけるなら
生来のものなのか歳の所為か気がつけばとても臆病者になったけれど
貴方の提案に乗って進んでみるのもいいんじゃないかなとも思える
だから
私はもう貴方の手を振り解いたり話したりしないから
貴方も私の手を離さないでね