紅葉のきれいな写真をパソコンに取り込む前に、
雪が降って、冬になってしまったスイスゆきだるま。
10月に初雪、11月に最低気温マイナス9℃とか、、キテます。

今朝の見晴らし。眼下に広がる雲海がみごと。
最近ストレス多いから、朝のひとときにスクワレます。
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
山に移り住んで大変なことは、やっぱり15分くらい運転時間が長いこと。
夜の帰宅中ほんとにそれ思うわ。

でも山だと、朝日が気持ち良い!!毎朝マブシイキラキラ♪
(車で15分かけて下山すると、あの雲海の下の世界にたどり着きます。)



ところで、
暑い時期が短くて、熟さなかったゼブラとまと
緑の完熟かと思いきや、、本当に硬いトマト~
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~


近くに放牧されにきた馬(1週間くらいで またどっかに行ってしまいます)に青いトマトをあげに行ったよ~
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
モシュモシュッ、ごふっごふっ
咀嚼の音に興奮!
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
トマトの汁がじゅるじゅる垂れて、美味しそうじゃん、私のトマトーー
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
すっごい傾斜で、トマトがごろごろ転がっていって、、お馬の口元に直接手でトマトを運んであげて、、怖かった楽しかった~
ヴァレー州の州都、Sion。標高500M。

シオン市の領土16%はブドウの段々畑が広がり、

質のいいブドウに必須の 晴天に恵まれた大地。

そのブドウで作ったワインを州民で飲みつくし、

ランチでワイン一杯を飲んで運転しても、飲酒運転にならないこの田舎むきだしの大らかさ。
(息ハァーっ!て吹きかけても、アルコールの血中濃度が飲酒運転扱いされない数値なんだって)

67%がフランス語を話すこの3万人都市…
せっかくフランス語勉強してるのに、すれ違う人が全く違う言語使ってるせつなさ。
(約40%が外国人らしい)
人口の割りにクロスカルチャー高いですな。

※上記の2012年統計 → 


そのシオン市の駅前でヨガレッスンをした帰りの話。

ときは20時半。

100~150メートル先の駐車場まで、ぽけーーーっとマヌケに歩いていたその瞬間。





J'ai eu une agression.


襲撃に合いました。


頭まっしろです。

後ろから、猛突進され、もし犯人がアメフト選手なら大活躍間違いなしの突進。

突進よりも突撃というか。
言葉の持つ、ぶつかり度合いがより激しいニュアンスはどちらで???

進撃の追いはぎ。


吹っ飛ばされて身体が大地に落ちる瞬間、カバンを引っ張られてるっていうことに気づいて、、

追突された瞬間はスリかと思ったのに、落ちる途中で、引ったくりなんだと理解しました。その間1秒。

理解したといっても、かなり頭まっ白だっだけど。


こわいでしょーーーーー!シオン!!!!

ちっさい村だなんてアナドッテいたわ。

やっぱ日本よりアブナイです。気が抜けていたところで、よいお灸をすえられました。

ヨーロッパ~北アフリカのゴロツキどもが流れ着いているのでしょう。気をつけましょう。


ズシャーッ!!!!と、
$どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
スフィンクスのポーズでアスファルトに滑り込み。

ズリーーーーっと肘と骨盤の皮膚を剥がされて、、皮膚がどんだけ自分の身体をしっかり包んでくれてるか、身にしみます。

その瞬間は痛みがなかったけど、後から、車運転してるときに、じんじんジンジン滲みて、もしかして結構な怪我なのでは?て思いました。脳内麻薬ってすごいです。


履いていたズボンは穴があき、
着替えるの面倒くさいからTシャツでいっか!と外に出たのが運のつき。肘の怪我ももちょっと簡単に済んだろうに…

犯人は立ち止まることなく、カバンが取れたらラッキー!くらいの心持のようで、
私が前方を見上げたときには50m先を猛ダッシュしている黒髪で細身の男を見送り、、

「たすけてーーー!!!」とか「待てーーーーーー!!!!」とか一言も声 出なかったよ。

幸い、私の肩からカバンは外れず、何も取られず終わりました。


救いなことに、目撃者が、私に

「大丈夫?カバンの中身は確認した?」
「あれは君の友達じゃなかったのか?」←若者が道路でじゃれてると思われたパターン。

とか、話かけてくれたので、気丈に振舞うことができました。


起き上がれずにヘバっていると、道路の向こうのテラス席で食事中の人まで
「ça va?」ダイジョウブ?くらいにフライドポテト食べる合間に気遣ってもらって、、励まされ、、

立ち上がってみて、大丈夫、骨は折れてない!!と鼓舞し、帰宅しました。

おばあちゃんなら骨折れてるっしょ、
若い子なら精神的ダメージ大きいし、
妊婦さんだったら一生残る傷、元気な私でよかった~とまで思うほど。



後日談をまとめると、

・髪の毛は束ねる
 (長い髪をおろしてると華奢な印象が強いそうです)

・日が暮れてからのハイヒールはご法度(私ハイヒールじゃなかったけど)

・肩にかけるタイプのバックは要注意

・Tシャツという露出注意

という感じ。
日本人は線が細い印象を与えるのか(私細くないけど!!)、弱そうでカモになりやすいそうです。
私が襲われたっていうのに、絶句するスイス人たち。本人よりすごい大騒ぎで話が進みます。
骨太の印象があればいいのかしら。


シオン駅前、
その周辺の地下道は目撃してくれる人も少ないだろうし、気をつけてください。
帰国の日程が、上演日とバッチシだったので見ることができました。
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~

『通小町』
確かに、小町が通ったり、通われたり(絶世の美女と謳われただけあってモテモテ)していますが、、
地味な演目でした。

頭の中で、能が、分かりやすい 鬼 とか 修羅もの のイメージだったから「地味」に思ったという勝手です。

きっと 通好みの 演目。でした。

そのせいか、大人気でチケットとるのに苦労しました。

それとも、狂言『呂蓮』が人気だったのかしら、
こんなにチケットとれなかったことはないので不思議です。。

夏休みとか関係ある人が観に来てるカンジもしないし…←



やっぱり能は美しくって好きです。完全に、別世界にイザナッテ、癒してくれます。
どこでもヨガ~スイスときどき八戸~
(写真はグーグルです)
この写真を選んだのは、私の観た喜多流も少将の袴が藤色だったからです。

左、少将。右、小町です。(もちろん、どっちも幽霊)

はっきり言って、この写真の動作、少将が小町の腕に手をかけているこのシーンが、
この「通小町」のもっとも盛り上がってる、もっとも動きのある、クライマックスです。

月9のキスシーンに匹敵します。

少将は、完全な肉食系男子ですな。いけいけ。

つまり、この写真はネタバレ甚だしい限りなのです。すみません。


ちょっと久しぶりの日本語についてけるか不安でしたが、
国立能楽堂は、各座席に小さいスクリーンがあって、そこに字幕がでるので安心です!!!

それでも、分からない言葉はあったりするけど、、感じればOKです、おいてきぼりはない。

しかも、ボタンひとつで英訳にも切り替えてくれます。

たとえば、
 いちいかしい まて ましい
  櫟香椎 真手 葉椎
どこで区切ったらいいのかも分からないような羅列がでてきたとき、英訳のボタンをポチっとおすと、

→Variouse corns と、

さまざまなコーン(木の実)か、、みたいに英訳サマサマになります。

まぁ、三途の川が→Sanzu river になってから怪しいけど、
シンプルにされてるおかげで、こんな私でも英訳分かるのかな、逆に面白いです。



次に能楽堂に行けるのはいつか分からないけれど、それを大切な楽しみにとっておきます。