蜻蛉と水の月 144話 太刀太刀が神聖なものとされたのはいつ頃から?と気になり出した。「あめのむらくものつるぎ」(くさなぎのたち)が三種の神器の一つとして熱田神宮に祀られてからなのか? 太刀は身を守る神聖なものとして扱われるようになり、心身の鍛練に大きな影響をもたらしたようです。多くの流派が生まれ、技術は向上し、武士のたましいとも言われ、美しい波紋、鍔、装飾など、美術品としても重宝されています。高価な刀には手が届かずとも、木剣で充分鍛練できる。「剣は心」なんて言ってみたくなる。楽しみにしているのは、師からたまに送っていただくメールで、伝説「剣の歴史」
蜻蛉と水の月 143話青い空、ふりそそぐ陽の光。暖かな陽気に誘われて、川のほとりをぶらぶら……桜も、もうじき満開です。何にもとらわれず、ホッとするひととき。ある時、師からのメール。稽古に行きたい気持ちがムクムクと湧き出した。夜も昼も仕事に明け暮れていた私の一番の支えだったのは天心の稽古。辛いとき、苦しいとき、悲しいとき、いつも私を励ましてくれたのを思い出した。汗と一緒に心の垢も流れ、一新した清々しい気持ちで、また翌日 仕事へ向かう。本当は、空を見上げることもなく、自然の音に耳をかたむけることもなく、風を感じるのも忘れていたのかもしれない。 師の一文が私に気づかせてくれた。いつも失敗を恐れ、肩肘はって生きてきただろう私に。 頭を柔らかく、ぶれない心と身体、しっかりと見極めて行動することを………
蜻蛉と水の月 142話 ハロウィーン寒くなってきたなぁ、と思っていたら、北海道釧路ではなんと早くも初雪とやら………東京も雨続きで、足元から寒さが沁みてきます。10月30日はハロウィンですが、今年は29日が日曜日なので、街は大にぎわいなのでしょうか。ハロウィンメイクも、ドクロやゾンビなどちょっと怖いもの、アニメキャラクター、🎃、コウモリなど子供向けの可愛いものもあり、今や日本でも楽しいイベントになってきたようです。さて、今年はどんなキャラクターが出没するのかしら?