それから毎日11時の面会に合わせて
長女、保育園送って、末っ子義実家預けて
面会に行った。

息子が通っている保育園にも
「息子が病気になりまして
もう来れるかわかりません」
涙流して聞いてくれました

下の子の保育園にも説明をした
人に説明してる時が一番辛かった
現実を受け止めなきゃいけないから
受け止めなければいけないのに
どうしてもどこか頭のどこかを
無にしておかないと
やっていられなかった。


A1 が始まっていた。
鎮静薬で眠っているとはいえ、
とっても苦しそうだった。

「お熱が続いてるんです
副作用だと思います
はやく下がってほしいね」

ICUの看護師さんは
とても優しい口調で息子に
話しかけてくれる人がいた


PEEPの数字が上がっていく一方だった

8→10→12→16→22
最初、PEEPという数字すら
意味がわからなかった、
上がっていくほど
自分で呼吸ができていないらしい。

毎日会いに行っても、
日に日に悪化していく息子の姿

採血結果

2019.12.21

AST            1312
ALT             359
LD              5034
CRP            12.73
HGB            9.4
d.ダイマー    83.81

12.22

AST           1861
ALT            470
LD             7986
CRP           14.37
HGB           8.6
d.ダイマー   72.11
アンチトロンビン    51.5


12.23

AST           1555
ALT            523
LD             8333
CRP           16.97
HGB           7.5

同意書も何枚毎日書いたんだろう
輸血をしたり
点滴はもっと増えて増えて
息子の頑張ってる手の甲も見て
撫でてはやっぱ涙が勝手に出てた

穿刺をやっても
増えていく胸水

手足もゾウさんみたいだった
妊娠中経験した足と似ていた
でもそんなのは比べ物にもならない
まだ息子は3歳なのだ


会いにきても、何にもできない。

採血の数字も毎日悪くなる

先生が毎日違って
意味わからなかった。
厳しいことを言う先生が続く日は
本当に毎日心がえぐられた

採血が日に日にかなりの数値になっていて
抗がん剤は中止にするとのこと。

肝臓の数値を下げる薬を入れても
全然下がらない
胸水も溜まり続ける


ICUのベッドの隣には机があって
「飾り付けしてあげてください」と

もうすぐクリスマス。
クリスマスツリーを置いたり
息子の写真を
ベッドの上の電気にかけたり
息子が元気だった時の
笑顔の写真飾った。


でも病院を出ると
イルミネーションだったり
何がクリスマスだよって

世間にムカついてた


会いにいくと

「お待ちください
いまお写真撮ってます」が増えた

と終わるまで待ち合いで待機して
終わったら看護師が呼びにきて入ってた


CTはちょくちょく撮っているらしい




いろんなものが増えて悪化してく


転移
って言葉だけが頭に響いてた
そっから先生がベラベラ喋ってる言葉が
片耳から抜けた

この人たちは感情ないのかな
なんでこんなべらべらと喋れるのかな

とか思ってた。



どん底ってどこなんだろう。
どん底のどん底ってあんのかな

もうこれ以上ないんじゃね、ってほど
突き落とされてた。


明日はイブ

毎日
明日が来るまで全然寝れなかった
電話が来るかもしれない
何が起きてるのか

元気な時な動画を見返しては
息できないほど泣いてた

声が聞きたい

緊急搬送されて10日ほどで
ありえない現実、
受け入れられない
病院に行けば現実、

家に帰れば
ICUの息子の姿が浮かぶだけで
家にいないから
受け止めるしかないのだけど


どこか頭の中では変な気持ちだった

トイザらスに連れてけば
目を離したら3秒で何処かに行っちゃう
大きいおもちゃを持って
欲しいものの選択は
早い息子

息子はクリスマスプレゼント
何がほしいんだろうか、
それすら聞けないんだ。