ウィーン、デビュー” | ルチアーナの音楽時評・アラカルト。

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40年以上に及ぶ音楽家としての筆者の活動と
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辻井伸行のウィーンデビュー。佐渡裕 指揮の下 演奏されたプロコフィエフのコンチェルト。ウィーンの聴衆も度肝を抜かれただろう。この盲目のピアニストの計り知れない技量と無限の音楽性を垣間見て…!。このドキュメンタリーは先に放映されてまだ日は浅いが既に貴重な映像記録としての財産となった。演奏は全てではないが このインパクトを持ってして充分な価値を有するものだ。繰り返して言っている事だが ピアニスト辻井伸行の将来は益々壮大な物語に彩られる事となるだろう。兎にも角にも素晴らしい!。これ以上何も言う事はない。
(ルチアーナ筆。)