小説の執筆(続き)のお約束が果たせぬまま 月日が刻々と経過してしまい お読み頂いて居りました皆様には この上なく失礼を致して居ります。実の所 言い訳をさせて頂きますが 親父が亡くなりまして このかた それまでの多年に渡る私自身が介護に要した体力と精神力にその後些か体調不良と言う形が現れ この一年余り文筆に費やす十分な諸々の意味での精神的余裕が無く構想を取りまとめる事に困難をきたして居りました。それが今日まで尾を引く結果になっている現況となって居ります。しかしながら私自身は今持って小説掲載を放棄して居りません。必ず自らの構想を取りまとめ ふつつかな出来では御座いますが皆様にお読み頂く為着手して参ります。どうぞ もう暫く ご猶予の程を改めてお願いを申し上げる次第です。重ねて宜しくお願いを申し上げます。さて本日は何んと一年四カ月ぶりに更新を致します。昨日 私のレッスン生でもある山崎育三郎くんが今般ミュージカル「モーツァルト」の再演で帝劇の舞台に立つ事となり(主演) その初日の公演に招待があり行って参りました。終演後 楽屋へ赴き久々に 彼と写真(下に掲載)を撮り短時間ではありますが話をして参りました。小学校六年生の時から歌とピアノを教えた彼が今や我が国のミュージカル界のまさしく軸となって活動している事にはひときわ感慨深いものが御座います。正直なところ彼の歌には専門的見地から又、歌の基礎を一から教えた者として申し上げたい事は山ほど御座います。…が それは又 日を改め彼に直接申し上げたいと思って居ります。いずれに致しましても今 我が国の演劇分野におけるミュージカル公演の盛況ぶりを鑑みれば益々 彼の役割は重要かつ重大になって行くであろうと考えます。その中で はたして今の彼の仕事のあり様も又、もう少し考慮されて然るべき…とも考え今回は何かと想いを致す所の多い観劇となりました。彼のハードスケジュールを掻い潜り どの様に建設的意見を交わす事が出来るのか 今は何んとも申し上げられません。しかし このまま推移すれば早晩彼の歌い手としての将来は憂うべき事となる可能性が否めないと考えます。山崎育三郎と言う今後 程なく円熟期に差し掛かろうとしている類稀な才能が末永く最上のパフォーマンスを繰り広げて行くには 本来今一度ここで立ち止まる ひと時が不可欠!愛弟子であった彼に対して今この時 そう思い心から安じているのは彼の声の素性を知り尽くしている私だけではないか…っと「ふっ」…っと率直にそう思っている所です。甘くエレガントで時に憂いに満ちたそのソットボーチェは昔からの最大の持ち味。決して声量に恵まれている訳ではないにも関わらずその歌声には強靭な骨格が備わっている事。これら全てがオーディエンスの皆様に取っての最大の魅力と申せましょう。しかし これが今後共 永続的に続くか否かは実の所 極めて微妙と申し上げなくてはなりません。立場も責任もありましょう!。そんな事は百も承知の上で重ねて申し上げなくてはなりません。彼には今休息が必要(働き過ぎだと思います。)なのです。
【上記 私の私見です。】
(私は入室証を首から下げ 何んともお上りさんの様な…!それに引き換え育くんの爽やかな事。これで家では子煩悩なパパでもあります。育三郎くんのファンの皆様、どうぞ今後共 末永く彼の歌・演技 パフォーマンスの全てを愛し続けて下さいませ。私からも宜しくお願いを申し上げます。)