声聞きたいなんて
言わなきゃよかった。
電話なんて
出なきゃよかった。
声聞けたときは嬉しかったし、
周りのみんなからいろいろ
一言ずつ話聞いて楽しかった。
ちゃんと彼女なんだなーとか
認められてるんだなーとか
嬉しいこともいっぱいだったけど、
あたしのまだ知らないしんの姿を
見れていないことと
妬きたくなるほどの盛り上がりと
電話を切った余韻が
逆にあたしを寂しくさせる。
あたしこんな弱かったっけ…
あたしだって
しんと一緒にいたいのに
みんなだけずるいよ。
お酒。
あたしとしんじゃ
きっとこれからずっと
経験できないことを今してる。
それが羨ましくて
呑めない自分がいや。
そんなこと言ったって
何も変わらないのに。
-END-

