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がんばれ日本

期待はずれの 言葉を言う時は 心の中では 頑張れって言っている 聞こえてほしい あなたにも がんばれ

思い返せば、私は他人に対して、ものを自分勝手に勧めてばかりいる。
「映画作成についてのテレビ番組が今夜放送されるから見たらいいんじゃない♪」
「今度ラーメンズの小林賢太郎がNHKでコント番組をやるってさ!」
「尾崎豊の音楽CDが今度、限定受注販売されるらしいよ☆」
「オートクチュールの展覧会(世界に一つだけの服展)がやるみたいだから行ってみたら☆」
「セーラームーン展が六本木でやってるみたいだから行ってみては?」
「BLOGよりもInstagramの方がいいんじゃない?」
「アイスランドの特集番組が今夜放送されるよ」
私が覚えているだけでもこれだけある。
だが一方的に勧めるだけで、私もそれをやってみようとはしなかった。

(あの人、確かこれに興味があったよな~)
(あの人、俺が教えたらそれをやるだろうな!)
という身勝手な親切心、つまり、おせっかいである。

最初のうちは(勧めたからには、ぜひとも体感してもらいたいな!)と考えていた。
しかし勧めたところでなかなかやってはもらえなかった。
(せっかく教えてあげたのに……)
当時の私はそれを不満に思った。

(あのジェットコースター、乗ってみたいけど恐そうだな)
(勇気出ないから誰かを実験体にするか!)
「なあ、お前!ちょっとあれ乗ってこいよ!お前ならいけるって!」
「おつかれ~っ♪乗った感想はどうだった?」
というヤカラ精神も私の心に幾分か潜んでいた。


そうしていくつか勧めていく過程で気付き始めたのだが、
私のそれはものすごく身勝手な振る舞いだった。
相手には都合や予定があるのだから、勧められても無理な場合が多い。
私の考え「せっかく○○してあげたのに……」というのも上から目線だ。
文字面だけ見ても、じつに恩着せがましく、憎たらしく、おこがましい。
当人にそれを言わなかったのは不幸中の幸いである。


推薦とは、相手が「知れてラッキー」程度に思うもので、こちらは期待すべきではない。
私はそういう思考に帰着して、相手がそれを試さなくてもあまり気にしなくなった。
まあ、試して喜んでもらえたらそれはそれで嬉しいことではあるのだが。

『松本人志の人生相談プレイ坊主』という本は、このような序文から始まる。
**********
「僕の人生相談のやり方として、8割は相手の身になって、
2割は『お前の人生なんて知らんがな』と突き放します」
**********
その境地に少し近づけたような気がする。


そんな中、珍しく今回はアイスランドの特集番組を見てみた。
勧めるだけではなく、初めて自分もやってみたのだ。
本日冒頭に挙げた「アイスランドの特集番組が今夜BSで放送されるよ」のことである。

番組はアイスランドの大地が空撮されるシーンから始まった。
断崖絶壁という言葉がぴったり当てはまる海岸。
地層がえぐれていて、火山と土の層がいくつにも重なっていて、
アイスランドの火山噴火の歴史を垣間見れた気がした。フィヨルド、バンザイ!
一面に広がる草原が自然の雄大さを語っていた。

羊がものすごくたくさんいた。
アイスランドの人口は30万人ぐらいだが羊の数はそれ以上いる、と語られていた。
私の中では「羊」と言えば「ニュージーランド」「吉田羊」だったが、その日からそこに「アイスランド」も追加された。
羊毛の採集(収集?収穫?)から製品にするまでの過程も特集されていて、
セーターなんかは地元のおばあさんらの手作業によって作られていた。
1着2万円だか3万円だかするらしい。

シンクヴェトリル国立公園は世界遺産に認定されていて、地球の裂け目なるものがあるらしい。
地球の大陸プレートはどこかしらでぶつかっているが、そのほとんどは海底にある。
このシンクヴェトリル国立公園では、それが地上に露出していて見られるそうだ、なるほど。
湖だか海だかも水がきれいで、100メートル先まで見通せてスキューバダイビングが満喫できるらしい。


横道にそれるが別番組『クレイジージャーニー』(TBS)で「氷の洞窟」へ行っていた。
とてもきれいだったから、いつの日か自分の目でみれたらいいな。
幻想的な国アイスランド。

うたた寝をしてしまい夜中に目覚めたらテレビ画面に流れていそうな、
番組開始5分はそんな番組に感じたが、見終わったらとても楽しめた。
意欲的姿勢で見たらこうも感じ方が違うのかと驚いた1時間。

ここまで読んでいただきありがとうございました。お疲れ様です。