コミュニケーションが苦手で、上手くなりたい人はミラーリングを意識するといい。
心理効果の一つとして類似性の法則というものがあり、人は自分と共通点が多いものに好感を持ちやすい。
そのため相手の動作や表情などを真似するミラーリングは、円滑なコミュニケーションをとる上で効果的なのだ。
しかしあからさまに真似すると不快感を持たれてしまう。
少し時間を開けて真似するなど、さり気なく行うことがポイントだ。

人との関係、特に職場で人とコミュニケーションを上手くとることが出来ず悩んでいる人は多い。

だが実はその為に特別な能力はいらない。

必要なのは挨拶だ。

何を言っているのか相手が分からないような挨拶ではなく、ハッキリと誰にでも聞こえる声で「おはようございます」「失礼します」と言ってさえいればそれだけで相手に与える印象は違う。

ただ、注意しなければならないのは必ず相手に聞こえる挨拶であることだ。

よくある人間関係のトラブルで挨拶によるものは少なくない。

その原因の殆どは聞こえない挨拶だ。

そのせいで自分は挨拶しているのに挨拶を返してくれない、上司や先輩に自分から挨拶をしないと思われるのは避けたいものだ。

勿論、聞こえれば良いというものではない。

言い方や態度も大切であるし、相手の状況により会釈だけで済ませなければいけない時や、少し落ち着いてからした方が良い時もある。

そういったことは職場に限らず人間関係を築いていく上でどこでも同じだ。

それが普通にできてから人とコミュニケーションをとることができる。

後は難しいとこを考えることはない。

自分がやられて嫌なことはしない、約束は守る等一般常識に当てはめて行動すれば良いだけだ。

それが出来れば職場において人間関係で失敗することは無いだろう。

上にも書いたが、聞こえない挨拶によるトラブルは、挨拶をしているつもりになっている分非常にわだかまりを残してしまいがちな為、是非とも避けたいものだ。

ここに上げた例はほんの一部に過ぎないが◆◇職場の人間関係解決法◇◆に詳しくまとめてあるのでこちらも確認しておいてほしい。