オーラルはライブの作り方がとても上手だ。
序盤はゴリゴリという程でもなく、音楽を楽しむという雰囲気の中始まった。
ロックライブというと、モッシュが激しく、慣れていない人には、もっとちゃんと音楽を聞きたいのに、集中できない、音楽を聴くどころではないという人もいる。(もちろんそれも楽しいが)
しかし、今回のオーラルの始まり方は、そういった人たちにも優しい始まり方だった。踊りたい人は踊れるし、そうでない人はゆっくり音楽を楽しめる。そしてなにより楽に呼吸が出来た。

ゴリゴリ(笑)が好きな私にとっても、これはこれで楽しいと思えた。

その状態が4曲程続き、そろそろ暴れたいなーと考えていたところで鳴り響くサイレンの音!!!
キラーチューン祭りの始まり!!!
先ほどまでの雰囲気とはうって変わってモッシュの嵐!!!
これはサイレンの効果がとても良かったと思う。あれで雰囲気の切り替えがしやすかったし、曲と曲の間に、MCではなくサイレンを入れることでその間にみんながどんどん前に進む時間があった。

キラーチューンが5、6曲終わり、今度は逆にそろそろ疲れて来たというタイミングで、アコースティックを2曲。
ここで休憩してまたすぐキラーチューン祭。今度はステージいっぱいの横断幕が飛び出してくるという仕掛けつきで。

オーラルのライブは緩急がとても良い。ワンマンライブだとセットチェンジの時間がなく、約2時間ずっとライブに参加することになる。2時間同じようなつくりだと、途中で飽きてしったり、疲れてしまったりするが、オーラルのライブだとそれがない。本当にあっという間の2時間だった。


また、曲と曲の間に挟むコントがとても面白かった。ボーカル以外のメンバーが結託してボーカルを驚かすというものなのだが、ああいうメンバーの仲のよさを目の前で感じられるイベントはファンにとってはうれしい。
そしてアンコールの選曲が抜群だった。オーラルはアンコールの際、曲よりもグッズ紹介、プレゼントコーナー(下記参照)などで時間を割くため曲を演奏する時間が少ない。今回もアンコールでやる曲は1曲だと言っておきながら、アコギで弾いた曲を最後の最後に通常verで演奏してくれるというサービスつき。アコギを聞いていたときに、通常verも聞きたいと思っていたところだったので、かなり満足感を得られた。

プレゼントコーナーはとてもうれしい工夫だった。CDに封入されている応募権をライブ会場に持っていき、BOXに投函するとその中から1枚をアンコールで選んで貰える。あたった人には終演後プレゼントが貰えるというものなのだが、ライブ中に発表してくれることで興奮が高まる。
また、ハガキで応募するというより、当たる確率が高くなることが、ライブまで足を運ぶほどのファンとしてはうれしい。


最初からアンコールまで、とても満足のいく、充実した内容の2時間だった。