今回のProjectionは、僕があまり良くなかったな、と感じた作品です。
全体を通して、題名の様に、一日をファンタジーなProjectionで表してます。
きれいなのはきれいなんですが、個人的には良くないなと思いました。
その理由は映画っぽいというところです。
Projectionは投射という技術で言えば、壁をスクリーンに見立て、
映像を当てているだけですので、映画みたいだ、と言えばそうなのですが…
僕はProjectionと映画は別物だと思っています。(個人的に)
どちらが文化的に優れているとか、どっちが正解だとかの話ではないのですが、
この作品は映画に寄りすぎているのがやっぱり嫌です。
これなら、わざわざ建物を使う事なく、大きなスクリーンですればいいと思うんです。
上記にも似た様な事を書きましたが、3D Projection Mappingなんて、大きなスクリーンに3D映像を映しているだけ。
と言われればそうなんですが、
僕としては、その作品に使われる建物の特性を生かした方が好きです。
その建物の凹凸、そしてその陰、歴史など。。。
その建物が持っている特性を生かしてほしい、
建物に異なる価値観を与えるものであるから、好きなのかもしれません。
話はかわりますが、ある作家さんの中に出てきた映画監督の言葉が好きです。
「一枚の写真が真実なら、映画はその240倍真実だ!」
(たぶんこんな感じだったと思います。)
へりくつとか、詭弁とか、そんな事を抜きにして、真剣にもばからしい、
これもなんだか新しい価値観を与えてくれるようで、好きな言葉の一つです。